【失敗談ブログ】太陽光発電付けて1年後の検証 これからの人はここに注意して | Tekutekuスタイル

【失敗談ブログ】太陽光発電付けて1年後の検証 これからの人はここに注意して

土地/住宅

いきなりですが、我家は太陽光発電を導入して失敗しました。

妻は初めから乗り気じゃないのに、僕が営業マンのセールストークに乗せられた形です。

アホでした・・

太陽光パネルを取り付けて、電気代を安く抑えたい!将来、老後の生活が少しでも楽になるかもしれない!

そう思って、盲目に突き進んでしまったんです。

 

我家の太陽光パネルシステムが稼働して1年になるので、実際にどれくらいの節約になったのか検証してみたんです。。

そして・・

結果は我が家にとって、とても残念なものでした。

今回の記事では、恥をしのいで我が家の電気代と失敗談を包み隠さず公表して、なぜ失敗したのかについても書いていこうと思います。

ここであれなんですが、この記事は太陽光発電を否定する物ではありません。

抑えるべきポイントを外さなければ、家計を助ける大変便利な物なので、これから導入を考えている人に参考になればと記事にします。

【太陽光発電】設置後の我が家の「電気代公表」

 

太陽光パネル設置の時期は、一昨年の8月でした。

太陽光発電システム導入しました! 2018年参入でメリットはどれくらい?
この記事はの続編です。 ここの上の記事でもかきましたが、今回は太陽光パネル設置でエコキュートの設置がサービスとなるキャンペーンの買い物でした。 しかし我が家はもともとエコキュートでしたので、新しいものに無償交換というサービスになりました。 ...

 

そして市町村の許可を待つこと約半年、やっと申請が通り稼働できるようになりました。

我が家の太陽光パネルの稼働は、去年の3月からでした。

結論から言うと、「設置前の電気代」と「設置後の電気代+ローン月額-売電金額」を比べたら「設置前の電気代」の方が安かったんです!!

 

毎月引き落とされる電気代だけで見れば、下の表の通り年間で7万8千円の節約が出来ています。

我が家はたまたまお得な電力プランなので、太陽光パネル設置前から電気代も安くはなっていますが・・

 

設置前 電気代(円) 設置後 電気代(円) 節約額(円)
3月 19,369 12,459 -6,910
4月 17,358 10,904 -6,454
5月 13,329 8,789 -4,540
6月 12,154 6,935 -5,219
7月 14,348 6,808 -7,540
8月 17,437 7,368 -10,069
9月 15,882 8,076 -7,806
10月 14,164 7,277 -6,887
11月 13,012 9,073 -3,939
12月 15,808 10,824 -4,984
1月 19,665 13,555 -6,110
2月 20,748 13,195 -7,553
合計 193,274 115,263 -78,011

 

これに売電(発電後、余った電気を電力会社に売る制度)で、入金される金額を計上するとこうなります。

設置前 電気代(円) 設置後 電気代(円) 売電入金額(円 節約額(円)
3月 19,369 12,459 9,646 -16,556
4月 17,358 10,904 15,132 -21,586
5月 13,329 8,789 15,600 -20,140
6月 12,154 6,935 18,954 -24,173
7月 14,348 6,808 10,998 -18,538
8月 17,437 7,368 10,634 -20,703
9月 15,882 8,076 9,724 -17,530
10月 14,164 7,277 10,920 -17,807
11月 13,012 9,073 7,384 -11,323
12月 15,808 10,824 7,462 -12,446
1月 19,665 13,555 5,902 -12,012
2月 20,748 13,195 7,800 -15,353
合計 193,274 115,263 130,156 -208,167

太陽光パネルを導入することで、年間20万円も電気代が浮きました。

 

しかし問題はローン返済額です。

我が家では太陽光パネル導入のローン返済に、毎月22,000円を支払っています。

年間にすると、264,000円です。

つまり太陽光パネル導入前の電気代より、年間で56,000円も高い出費になってしまっているんです。

 

太陽光パネルを導入すると、間違いなく電気代は大きく節約できます。

とは言え導入料金を出来る限り抑えないと、結局足が出てしまいます。

 

設置前は業者に綿密なシュミレーションを見せてもらい、説明では「黒字」になるはずでした。

しかしウチの場合は、そうはなりませんでした。

もちろん、晴れが多い少ないとか、天候に左右されるので、毎年同じようなプラスマイナスがでるわけではありません

【太陽光発電】我が家の失敗要因2つ

 

それでは僕が失敗したと考える要因を2つ、恥を承知で明かしていきます。

① 太陽光発電設置代金が高かった

そもそも今回ソーラーシステムを導入するきっかけは、営業電話から始まりました。

ウチはホイホイこの手の電話に出ることはないんですが、何故かこの時は出てしまったんです。

内容はエコキュートのタンクの取り替えが、お得にできると言う物でした。

ウチのエコキュートは大分古くなっていたのと、タンク容量が小さくて不便を感じていたところでした。

それで話に興味を持ったんですが、よくよく聞くと「当社でソーラーパネルを付けてもらうと、エコキュートのタンクを大容量のものにタダで交換してくれる」と言うことでした。

それで興味を持ってしまい、後日営業マンを招くことになったんです。

 

約束の日、営業マンが来るんですが、とても感じの良い人で、アホな僕はその人を信じ切ってしまいます。

ただ、自分たちの希望も伝えて、値段も初めは折り合わず、見積もりは4〜5回くらい組み直ししてもらったり、紆余曲折を繰り返して最終的に次の値段で落ち着きました。

350万

ソーラーパネルは全部で27枚、Panasonic製の物でした。

それと蓄電池と、液晶モニターが壁に固定式のものと移動式のもの。

今思えば、バカみたいに高い買い物でした。

ローンの金利は2,2°%なので、今検証してもこれはソーラーローンとしては妥当な金利だったと思います。

業者の見積もりを鵜呑みにした

営業マンの話では、電気代の節約分と売電の利益で、ローン代は賄えると言う話でした。

しかし前述したように、賄えませんでした。

平均して月々4,600円ほど足が出てしまいます。

当たり前ですが、節電額と売電額の試算は業者の希望的観測に過ぎません。

こちらは27枚のソーラーパネルがどれくらい発電してくれて、どれくらいの売電をしてくれるのか検討もつかず、信じてしまいました。

さらにローンは、15年で組んでしまったんです。

これが更に最悪の判断でした。

売電はウチの場合、1kW26円の単価で売却できるんですが、その単価での売却は10年で終了です。

それ以降はまだ未知数で、8円から10円と見られています。

つまり10年経過から5年間は、更に負担が重くのしかかります。

② 業者を1社だけで、交渉していた

こんな高いソーラーシステムを導入してしまった、一番の原因は僕がアホなこと。

次は、一つの業者にしか話を聞かなかったことです。

リフォームでも中古車の下取りでも、今は相見積もりをとって検討するのが当たり前なのに…

A社、B社、C社から相見積もりをすることで、競争原理が働き、値引き幅や新たな妥協案が引き出せやすくなります。

 

業者が自ら絶対言わないであろう、デメリットも競合中の業者から「専門的な意見」として聞き出せるのもメリットです。

 

今、ここが一番後悔しているポイントです。

太陽光発電で失敗しない為に絶対した方が良いこと

こんな失敗をした身から、過去の自分にアドバイスするとしたら、どんなことがあるか考えてみました。

月々のローン支払額は、設置前の電気代の金額を上回らないようにする

まず一にもニにもソーラーシステム全体の予算を徹底的に安くすることです。

ただ、パネルを減らして、発電量を抑えてしまっては、元も子もありません。

費用対効果を最大限にすることが一番で、これは1社と交渉していては、絶対に拉致が開かないです。

目安としては、今の電気代の年間額を月平均で出して、その額を上回らないように、月々のローンを組むことです。

僕の場合は、導入以前の年間の電気代が193,000円なので、月平均は16,000円です。

ローンの月々の支払額を16,000円に収めるべきでした。

あと、可能であればローン期間は10年で収めると、10年後に売電単価が変わっても心配ありません。

太陽光発電の業者は複数交渉して相見積もりをする

業者は相見積もりをしましょう。

相見積もりをすると、しばらくは休みの日は様々な業者と顔を突き合わせる事が多くなりますが、ここは踏ん張りどころです。

断りやすく、騙されない優良業者と出会うために

相見積もりと言っても、質の悪い業者を並べていくら煮詰めたところで満足いく結果を得られません。

また、「相見積もりをさせて貰います」と伝えると、あからさまに不快感を表す営業マンもいます。

リフォーム業社で、そんな経験をしたことがあります

また相見積もりをするので、1社以外は断らないと行けません。

熱心にアドバイスをくれた営業マンに「お断り」を伝えるのが苦手な人もいると思います。

それらをみんな解決してくれるのが、「一括見積りサイト」です。

この手のサイトに登録している業者は、サイトの審査もあるので、悪徳業者に出くわす可能性は低いです。

 

またサイト側は、契約に至った業者からマージンを受け取るので、私たちユーザーからお金を貰うことはありません。

一括見積サイトは「無料」がスタンダードです。

登録されている業者は、初めから「相見積もりされている」ことを承知しているので、断るのも簡単です。

僕はリフォームや車の下取りには、こういう「無料の一括見積りサイト」を使うのに、本当、後悔しています。

 

僕がお薦めするのは日本マーケティングリサーチ機関の調査で

安心感」「利用後満足度」「見積価格満足度」の3部門で1位を獲得した

タイナビさんです。

興味があれば、ホームページを覗いてみてください。

 

公式ホームページ・・もちろん利用は無料です。

▶▶▶【タイナビ】約1分で見積り完了!太陽光発電一括見積り!

 

まとめ

 

ここまで僕の失敗談にお付き合い頂き、ありがとうございます。

繰り返しますが、太陽光発電導入を否定するつもりはありません。

 

我が家でも老後の年金生活を考えれば、少しは家計が助かるかな?と考えています。

ローンと合わせて考えれば、損した気持ちはありますが、ローン返済期間は仕事もできるのでなんとかなります。

 

老後の年金頼りの生活に入った時、災害で長期の停電になった時、ソーラーシステムがあって良かったと思える日が来るとは思っています。

今回の記事が少しでも参考になれば、嬉しいです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 



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