4月の初めに家族で行った2泊3日の北海道旅行ですが、今回利用した格安ツアー「J-TRIP」さんの利用方法や、値段に対してのクォリティーについてレビューします。
私たち3人家族(私、妻、娘(高校生))で羽田から新千歳の往復飛行機代金、1泊目の小樽のホテル宿泊代金、2泊目の札幌ホテル宿泊代金、3日間のレンタカー代金が77,400円でした。
しかも4月4日~4月6日の、まだ春休み期間です。
77,400円は3人合計の金額です。1人に換算すると25,800円です。
ただしホテルは食事を申し込まず、素泊まりでした。北海道は外食が醍醐味だと思いまして。
こんなに安いと気になるのは、旅行のクォリティーです。特に気になるのはホテルの質ですね。
結論から言いますと、まったく心配いりません!
私たち家族はこれまでも、格安な旅行プランを探しては出かけて行きました。
しかし宿泊施設(ホテルや旅館)のクォリティーで「まぁ、しょうがないよな・・」と、ある程度の我慢をしてきました。
中には部屋に入った途端、「カビ臭~!!」なんて経験もあります。
食事もそうです。朝食を付けてもなんか物足りない内容のものであったり、それもこの格安プランなんだから仕方ない、というふうに割り切ってきました。
「J-TRIP」の場合、飛行機はJALでホテルもかなり洗練されたハイグレードなホテルです。
しかもJALフライトマイルも、50%加算されます。
J-TRIP 格安国内旅行とは
J-TRIPの前身(株)ピンチェンジは、パナソニックの社内ベンチャーとして誕生します。当時はまだ定着してないインターネットによる旅行販売を実験的に販売し始めます。
のちに社名を株式会社ジェイトリップに変更し、資本金を増資します。
TRIPとは短期旅行の事、TRIPによって気分転換をしてポジティブなライフスタイルを提案するという理念を掲げています。
高品質で低価格なツアーをモットーに、JALを利用した国内旅行を展開しています。
それは宿泊施設や交通機関の協力と大量送客で、コストダウンを実現しているからです。
J-TRIPの利用方法
J-TRIPは店頭での申し込みなどは対応していません。
旅行の申し込みは、インターネットで行います。
WEB登録をする
「J-TRIP」へアクセスして、出発地を入力し旅先を選びます。
こちらがスマホのサイト画面です。
ログインや会員登録しない状態でも、魅力的なツアーを探すことができるので「取り敢えず」でツアー探しをしてみても楽しいです。
検索は「詳細」を選択することで、「温泉付き」とか「ゴルフ」とか項目を足す事もできますよ。
予約が済むと詳細な連絡や飛行機搭乗券となるQRコードがメールで届く
いろいろとプランを組み立てて、ツアーを申し込むとJ-TRIPからメールが届き、そこに様々なプラン内容や飛行機の搭乗券(二次元バーコード)が届きます。
届いたメールから、サイトにログインすると下の画面になります。
(画面のデザイン、内容は2019年4月のものですが、今後は変更される可能性があります)
図1
このように、「参加者情報」「フライト」「ホテル」「レンタカー」「お支払」「各種ご案内」とカテゴリー分けされており、それぞれのアイコンをタップすると詳しい情報が見られます。
例えば「ホテル」のアイコンをタップすると、下の画面のとおり「客室」「部屋タイプ」「食事プラン」等々、予約した基本情報が表示されます。
更に上図の赤い点線枠内、「ホテル情報を確認」とタップすると下図のように、ホテルの施設内画像が表れます。
飛行機の搭乗券はタッチ&ゴーの二次元バーコード
次に飛行機の搭乗券ですが、紙のチケットでなくてスマホでかざす二次元バーコードでした。
これは飛行機に乗り慣れている方なら当たり前なのかもしれませんが、紙の搭乗券が送られてくるものと思っている方は少なくないと思います。
実際、私たちもこんな会話をしていました・・
そんなこんなで、少し焦りながらスマホのJ-TRIPのメールから、「図1画面」⇒「フライト」を開くとこんな感じでした。
ここのページは確認していたんですけど、出発・到着時間や座席番号を確認した後、見落としていました。
搭乗券もここからゲットできるようです。
矢印の先、赤枠の「eチケットお客様控え」をタップします。
すると2次元バーコードで、全員分の搭乗券を表示できました。
下の画像です。
これはJAL国内線でできるサービスで、携帯のこの画面をかざして手荷物カウンターでの手続き、搭乗口改札の通過ができる「タッチ&ゴー」です。
私たち家族はそれぞれの画面をスリーンショットで保存して、スマホをかざし通過していました。
とても便利なんですけど、時々スクショ画面をかざしているはずが勝手に電子マネー決済の画面になってしまったりしてました。
多分改札機にかざすと、スマホが勝手に
電子マネー決済画面を出してしまうのだと思います。
私たち家族はしませんでしたけど、この「eチケットお客様控え」をプリンターで印刷して携帯しても、空港のJALカウンターで紙の搭乗券を発見してもらっても良いようです。
空港職員の方と話してみると、空港職員の方にとっては紙の券の方が嬉しいと言っていました。
多分私のように、携帯画面が言うこと聞かないケースが多い為だと思います。そうなると改札でチョットした渋滞がおきますからね。
とにかくJ-TRIPからメールが来た時点で、搭乗券は発券されています。
レンタカーの内容確認
今回のレンタカーはナビゲーション、ETC機器付のホンダ・フィットでした。
図1の「レンタカー」をタップするとこんな内容が表示されます。
レンタカーの代金は旅行費77,400円に含まれていますが、免責は入っていません。
知らない道を走る訳ですから現地で入っておいた方が、安心かもしれません。
レンタカーで重要なのは、レンタカー会社の名前と空港での送迎場所・時間をしっかり確認しておくことです。
そこで、必ず上図の「貸し出しのご案内」を確認しておいてください。
すると、こんな画面になります。
下は私たち家族が利用したレンタカー会社になりますけど、こんな案内でした。
現地の新千歳空港に着くと、何処へ向かったらいいのかが解ります。
集合場所に行くと、レンタカー会社の送迎バスは、A社、B社、C社、D社・・・
沢山のレンタカー会社の送迎バスが、次から次へとやってきます。
送迎バスの乗り間違いだけはしないように、レンタカー会社の名前を覚えておきましょう。
注意書きを読むと、「お客様の到着時間に合わせて待機しています」
とあります。
送迎バスには自分たち家族以外にも、さまざまな家族と乗り合いです。
遅れるようであれば、レンタカー会社に連絡を入れておきましょう。
料金について
私たちのケースですが、小中学校の春休み期間中です。
羽田空港から新千歳空港まで、2泊3日の北海道旅行が「飛行機往復代金」「ホテル宿泊代金(素泊まり)」「レンタカー3日分」で大人3人(私、妻、次女【高校生】)で合計77,400円(税込)でした。
内訳は以下の通りです。
料金項目 | 1名分 | 3名分(合計) |
基本料金 (大人) | 24,800円 | 74,400円 |
運輸割増料金 (往路) | 500円 | 1,500円 |
運輸割増料金 (復路) | 500円 | 1,500円 |
宿泊割増料金 | 0円 | 0円 |
レンタカー割増・追加料金 | 0円 | 0円 |
合計金額(税込) | 25,800円 | 77,400円 |
J-TRIPに旅行の予約を済ませると、「入金案内メール」が届き、その指示に従い入金を済ませることになります。
銀行振込の場合ですが、予約日が出発日より26日以上前の場合、予約日から5日営業日までが納期です。
予約日が出発日より22日~25日前の場合、出発日から20日前の日付までが納期。
予約日が出発日の21日前以内のばあい、支払方法はクレジットカードかPaidy翌月払い(コンビニか銀行)のみになるようです。
またPaidy支払い選択は、オンライン予約時のみのタイミングしかできないようです。
まとめ
破格な料金や手続きの手軽さ、さらにJ飛行機はJALですから「こんな値段で本当に大丈夫??」
「もしかして・・思わぬ落とし穴が隠れてんじゃないの??」
なんて疑いが湧いてきます。
その疑いの気持ちが、少々残った状態での出発でした。
だから飛行機チケットが届かないという勘違いを、「騙された!」と思ってしまったりしたんですけど。
私たち家族が過去に利用した格安ツアーでは、だいたいホテルのグレードというかクオリティーで残念な想いをしてきました。
中には部屋がけっこうなカビ臭さで、不快な思いをした時もありました。
「まぁ、この値段だからショウガナイよな・・」と言っては自分で納得してきました。
そんなトラウマがあったのかもしれません。
それが、今回はホテルも大満足の2泊でした。
格安とは思えない、かなり高いグレードです。
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