毎年この時期になると、遠く離れた親類から新鮮なそら豆を送ってもらっています。
もぎ立て新鮮なそら豆は、味が濃く香りも強くて絶品です。
そこで我が家での定番、そら豆料理を紹介したいと思います。
そら豆ってどういう状態で売られているか、知らない人もいるようですね。
下の写真のようなサヤに入っているのですが、サヤの中では白い綿のクッションが大事にそら豆を包んでいるんです。
サヤは手で簡単に剥くことが出来ます。
サヤの端から筋をピッと引いくと、パかッと真ん中から割れてくれます。
では、レシピに移ります。
そら豆の塩ゆで
そら豆の料理の中では、一番の定番料理ですね。
ビールのお供に最高の一品です。
しかし、やってしまいがちな失敗は「茹ですぎでフニャフニャ」「茹でたらずで硬い~」「塩加減薄め、濃すぎ」などですね。
用意するもの
a. そら豆のサヤで15本程度 (そら豆で30~50個程度)
b. 食塩大さじ1杯
c. 水 片手鍋中型で7~8分目くらい
手順
1. そら豆をサヤから全て取り出します。
2. そら豆をザルにあけてサッと洗います。
3. 薄皮に包丁で切り込みを入れます。
3.の「薄皮に包丁で切り込みを入れる」食べるときにスムーズに薄皮から取り出せることと、塩ゆでの味が中身まで染みやすくするためです。
ちょっとした手間ですが、これは絶対した方がいいです。
切り込みはどっちでもいいのですが、私は黒くなっている側でないほうに1本入れます。
下の写真の赤丸の辺りに赤い線のように1本いれます。
4. 鍋に水を入れて沸騰させる
5. 沸騰したら「b」の塩を入れる
6. 薄皮に切り込みを入れて下準備をした「そら豆」を入れる
7. 30秒沸騰させたら火を止める
8. 12分鍋の中で放置 (余熱で温める)
9. 12分後、そら豆をザルにあけてお皿に盛って出来上がりです。
※ 鮮度によって、余熱時間は20分ほど必要になる場合もあります。
1つ味見をして、柔らかさを確認してみてください。
薄皮に切り込みを入れたので食べやすくなっています。
3分で出来上がり、そら豆のサヤごとトースターでチン
次は一番手っ取り早いそら豆レシピ
用意するもの
a. そら豆のサヤ1~2本
手順
1.そら豆をサヤごとトースターに乗せ、3~4分程度焼く
2. 焼き上がったら完成
3. お好みで、塩やマヨネーズでいただく。
トースターから取り出すときは、凄く熱くなっているので気を付けてください。
そら豆とハムのガーリックソテー
これはお酒の肴にも、おかずとしても行けちゃう料理です。
用意するもの
a. 薄皮を向いて縦に割ったそら豆
包丁の角を使ってそら豆の4分の3くらい切れ込みを入れると、革も剥けて簡単に割れます。
b. ニンニク4分の1個をスライスか、みじん切り
c. ハムまたはベーコン2~3枚
d. 塩コショウ お好み量
手順
1. フライパンに油を敷きます。
2. 「b」のニンニクをフライパンに入れて炒めます。
3. 「a」のそら豆をフライパンに入れて炒めます。
4. 「c」のハムまたはベーコンを入れて合わせて炒めます。
5. そら豆に楊枝を刺して軟らかくなっていたら、塩コショウをして出来上がりです。
ハム、ベーコンの出汁が効いておいしいですよ。
そら豆ご飯
これは私のそら豆レシピの中で一番得意なメニューとなります。是非参考にしてください。
そら豆の香りを楽しむには、あまり色々な具材を混合しないほうが良いようです。
用意するもの
a. お米3合
b. お酒大さじ1杯半
c. そら豆の薄皮を剥いて縦に割ったもの そら豆20~30個分
上記の「そら豆とハムのガーリックソテー」と同じ準備
d-1. 塩小さじ2杯
d-2. 塩小さじ2杯
e. 塩昆布
手順①
1. 中型片手鍋に水を7分目まで入れて沸騰させます。
2. 沸騰したら「d-1」の塩を入れます。
3. 「c」のそら豆を入れます。
4. 30秒茹でたら火を止めて7~8分鍋の中で放置します。
5. 7~8分経ったらザルにあけてとっておきます。
手順➁
1. 「a」のお米を研いだら水を切って、炊飯器の内窯に米を入れます。
2. 「b」のお酒をいれます。
3. 「e」の塩昆布をいれます。
4. 「d-2」の塩を入れます。
5. いつも通り、炊飯器の3号のメモリのところまで水を入れて炊飯します。
6. 炊き上がったら「手順①」のそら豆を投入し、しゃもじで混ぜ合わせ、しばらく蒸して出来上がりです。
まとめ
我が家でしている保存方法は、以下の通りです。
サヤから豆を取り出して、洗います。
その後、ジップロックに小分けにして冷凍室に入れます。
約2週間くらいは持ちますよ。
そら豆は植物繊維が豊富で、整腸作用、貧血予防、疲労回復にも効果があると言われています。
今日紹介したレシピは、シンプルな物ばかりですので是非お試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント