最近になって娘とのひょんな会話から娘に共感覚が宿っていたことを知り、ビックリしたエピソードを記事にしました。
この”共感覚を娘が持っていた1″では、「共感覚について」「共感覚って何?」を記事にしています。
共感覚については解っている方はここを飛ばして”共感覚を娘が持っていた2“をご覧ください。
共感覚とは編
私が共感覚というものを知ったのは約2年前、とある本からです。
共感覚というのは約2,000人に一人の割合で持つ感覚だそうです。
色々な種類の感覚がありますが、よく知られているのは音や文字、味などが色や形としての感覚で受け取るというものです。
例えば一説にはベートーベンは共感覚者であったので、20代後半に聴覚を失ってからでも音を色として記憶していたために複雑な音が絡み合う高度な作曲をやってのけたと言われています。
また、私たちは高いビルの屋上や展望台から地上を眺めると人間はとても小さく見えます。
鳥は何故あんなにも高いところから虫を見つけて降りて来られるのでしょうか?
これも一説には鳥類も超感覚で上空からは小さな虫や餌は色として認識してその色を目指して降りてくるとも言われています。
そして共感覚は生後数か月までは誰もが持ち合わせる能力だということです。
色々な共感覚のタイプ
一口に「共感覚」と言ってもタイプ、種類が色々あるようなのでここで紹介します。
1 文字や数字から色を受け取る感覚
世界で最も多く報告されている共感覚タイプです。
この場合、文字から色のイメージを受け取るには「字が読める」ようになってから色がつくらしいです。
いからる文字、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、数字にも色があり、過去に受け取った文字の色はその後いつ聞いても同じ色を受け取るそうです。
2 音や声から色を受け取る感覚
ただ単に私たちがイメージする「キンキン声」「黄色い声援」などではなく音に色が見えるキチンとした感覚のようです。
ベートーベンはこれに当たると思われます。
研究では高い音ほど明るい色に見える点は多くの共感覚者に共通するそうです。
3 時間の単位から色を受け取る感覚
このタイプも多いそうです。午前7時などの時間に対して色を受け取る感覚のようです。
4 数から色を受け取る感覚
数字という文字でなく「数」の概念から色を受け取るようです。
他にも感触を感じる共感覚など色々あるようです。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
次は「共感覚を娘が持っていた 2」も是非お読みください。
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