“陽”の気を出すことで、身のまわりを好転させると教わった。 | Tekutekuスタイル

“陽”の気を出すことで、身のまわりを好転させると教わった。

ミステリー

昔、あるお店に勤めていたころの話、やるせない想いから私の師匠なるお方に、悔しい気持ちをぶつけてみました。

その時に頂いた、教えを紹介したいと思います。

 

私がぶつけた当時の悔しい想いとは、あるお店で売り上げを任されていたのですが、そのショップに店を切り盛りするのは私と、ライバルのAさんでした。

そこで売り上げを競っていたのですが、何故か私がリーダーをやる日はお客さんが全く来ません。

対してAさんがリーダーをする日は、わんさかとお客さんが来店します。

はじめは、「こんな偶然は長くは続かない、いつか逆転現象も起きるはず」とその時をジッと耐えながら待っていました。

 

しかし、何週間経っても、数か月経ってもその状況は変わらず、私の焦りは膨らむばかりでした。

運とはいえ、この状況があまりにアンフェアに思えた私は、嫉妬が募っていったのを覚えています。

こんな状況にも、どや顔で振る舞うAさんにも、そして何よりそんな自分に腹が立って仕方ありませんでした。

師匠から教わった”気”の力

そんなこんなで、甘ちゃんの私は恩師に愚痴をこぼしたのでした。

その前に、私が言う師匠とはどんな人なのか簡単に紹介します。

師匠は60歳代の女性です。

もともと、誰もが知る一流アパレル店で、場所も銀座と言う一等地でショップ店員をしていました。

しかし人より第六感が鋭く、いろいろな物事が見通せたと言います。

そんな特性を、もっと人のために活かそうと、田舎に身を引いてカウンセラーのような、人生相談役のような事をしています。

もちろん、努力家の師匠はその道の勉強、修行を人一倍しています。

 

気には「陰の気」と「陽の気」がある

この世界は全て、2極性から成り立っています。

プラスとマイナス、光と影、男と女、右と左、上と下・・・

気にも「陰」と「陽」があります。

突き詰めると、本当は少し違うのですが、浅くとらえると「陽」は「善」、「陰」は「悪」と理解してみてください。

 

しかし、もともと気がナノレベルの小さな穴から産まれた時は、「純陽」といって陰は無く、100%陽だったそうです。

しかし、陽の素晴らしさを感じるには、比較対象となるものが必要です。そこで、「陰」が産まれます。

そして、「陰の気」は陰(悪)の状況、人、物を引き寄せて、「陽の気」は陽(善)の状況、人、物を引き寄せる”類は友を呼ぶ”現象が起こるそうです。

 

神話や宗教などで言う「天国」や「宇宙の進んだ文明」などの世界は「無極」で「純陽」となり、男も女もない世界だそうです。

下の記事を書いたとき、まさにそのような事を思い出していました。

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前回、「超巨大の真相を読んでレビュー1」をアップしました。 この記事では、著者のミッシェル・デマルケさんが、高度に進化した惑星からやってきた宇宙人に連れ去らわれた様子、地球の真の歴史、惑星の9つのカテゴリーなどについて紹介しました。 惑星の...

 

つまり、私は最初のうちは単なる偶然で、ライバルAさんがリーダーを勤める日にお客さんがわんさかと来て、私がリーダーの日は閑古鳥が鳴いていたのです。

しかし、それを面白くないと思った私はAさんに対しても、この状況に対しても「陰の気」を発していたのだと思います。

そこでこの状況に拍車がかかり、泥沼化した状況から抜け出せなくなっていたのでと教わりました。

では、どうすれば良いのか。

それはAさんに対して、「今日も凄いですね!!」とか「やっぱりAさんには敵いません」など、「Aさんを認めることから始めるべき」と教わりました。

 

そこで、私から初めて「陽の気」が放たれるのだと。

師匠は笑いながら「逆を行くのよ!」と言っておられました。

 

それからしばらく、お店の状況は一変し、私の成績も上がり出すとAさんの気が「陰」に傾いたのか、真逆の状況が続きました。

そしてAさんは転勤で、お店を離れることになったのです。

 

このエピソードが誰かのヒントにになれば、嬉しく思います。

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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