今回知人からホンビノス貝をたくさん頂いたので、澄まし汁と炊き込みご飯を作ってみました。
ホンビノス貝はハマグリよりやや大ぶりで、出汁も深くて濃いのでメチャ美味しく出来ました。
ホンビノス貝 炊き込みご飯レシピ
もしホンビノス貝は潮干狩りなどで、とってきたものなら「砂抜き」をしっかりしましょう。
貝を平らな容器に入れて、貝がちょうど浸るまで海水を入れて、容器にフタをして中を暗くします。そのまま一晩おくと、翌朝には砂抜きが完了されています。
海水がない場合、水道水500mlに対して、塩を大さじ1杯で作ります。
① 米を研いだ後、ザルにあけて水けを切ります。
② ホンビノス貝を酒蒸しにする
酒をフライパンの底が1~2cm浸る程度入れて、ホンビノス貝を並べます。
蓋をして沸騰させ、貝が写真のように開いたら火を止めます。
③ 窯に米、煮汁、白だし、水、塩を投入する
窯に米を4合入れ、①で出た煮汁を全部入れます。白だしをお玉で2杯半、塩を一つまみ入れます。
最後にいつもの4合炊くときのメモリまで水を入れます。
➃ 貝はスプーンで殻から身を剥がしておきます。
貝の身は大粒ですが、数が6個しかないので、細かく叩いていきます。
➄包丁で貝の身を小さく叩き、刻んでいく。
⑥ ご飯が炊き上がったら、窯の中に貝を投入して米を切るようにシャモジで混ぜていきます。
それから30分ほど蒸らします。
ホンビノス貝の味は? 美味しいのか?
ホンビノス貝ってどんな貝?
ホンビノス貝は二枚貝綱「マルスダレガイ科」の一種だそうで、これはアサリと同じ「科」になります。
元々日本の貝ではなく、北アメリカ大陸東海岸からの外来種です。
それで、あまり聞きなれない名前なのかな?と思いきや、「ホンビノス貝」はそのまま外来名という訳ではないようです。
英語名は「Hard Clam(ハード クラム)」というので「硬いアサリ」という表現みたいですね。
ホンビノスは「本ビノス」とも表現できるし、すべて漢字で「本美之主貝」とも書くそうです。
それが千葉の港に着いた船の船底に貼り付いて、千葉を中心に繁殖したらしいのです。
味は?食した感想
アサリと同じたぐいの味ですが、もっと濃厚な味わいとボリュームが大きいだけにプリップリでクリーミーな食感です。
お吸い物にしたり、網焼き、酒蒸しなどでは、一部なかなか噛むのが大変な部位があります。
全てではありませんが、ときどき「わぁ~なかなか噛み切れないな~」という部分がある貝があります。
それだけ肉厚な身ということです。
網焼きなどで貝が開くとかなりジューシーな汁が溢れだし、それがとても深い出汁となります。アサリと同じテイストの出汁で、もっと濃いというか深い味です。
まとめ
最近では関東地方のスーパーマーケットで陳列されることが多くなりました、ホンビノス貝ですが、あまりの大きさにどう食べていいか迷ってしまうこともあろうかと思います。
これからの季節バーベキューにしてもよし、煮ても焼いても良い貝です。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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