【反日種族主義】本の感想 嘘の反日教育を辞めなきゃ始まらない | Tekutekuスタイル

【反日種族主義】本の感想 嘘の反日教育を辞めなきゃ始まらない

日本

ムン・ジェイン大統領になって、日韓の関係悪化はとどまることを知らない状況です。

日本では「韓国との関係は良くなるか?」という問いに、今や9割を超える人が「ノー」と答えているそうです。

対して韓国では同じ問いに、約半数が「イエス」と答えているそうで。

 

日本の嫌韓の原因の多くは、今の文政権の政策や、日本への不当な要求ややり方に対してだそうです。

そんな中、「韓国の反日感情の多くは、歴史の歪曲と嘘から成り立っている」という事実を暴露した本が発売されました。

 

それが、韓国人専門家チームによる共著「反日種族主義」という本です。

これが出版されると瞬く間に韓国でベストセラーとなり、間もなく日本語版も出版、日本の書店にも並ぶようになりました。

 

2020年に入ると、韓国は国内の図書館からこの「反日種族主義」を撤去することになりました。

これは何か見えない力が働いていると、思わざるを得ません。

この本が韓国政府にとって、かなり不都合な真実を語っているからではないでしょうか。

 

今回の記事では「反日種族主義」のほんの一部を抜粋しながら、レビューしていきたいと思います。

 

ちなみにこの本は、李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大学名誉教授ほか6人が韓国国民に対して投げかけた共著になります。

決して外国人に向けたのでなく、韓国民の自浄努力を期待して書かれました。

内容を読むと、李教授らの勇気には驚かされるし、敬意がわいてきます。

反日種族主義で、「大前提」として語られていること

先ず日本人に呆れられ、理解されにくい最大の理由は、韓国で普通にまかり通ってしまう「嘘」の横行だと思います。

恥じをかえりみない「嘘」を手段に組み入れた文化

この本でも冒頭から、韓国の嘘文化について嘆いています。

韓国の嘘つき文化、国民性を知ってから、この本を読むと確かに色々な不思議が理解しやすくなります。

韓国の嘘を恥じない文化【国民のウソ 】

偽証罪や詐欺など「嘘つき」にまつわる訴訟事件数は一人当たりにすると、日本の1250倍にもなるそうです。

国民レベルでウソに対する羞恥心が欠けているのだと思います。

嘘つきはドロボーの始まりと言いますが、最近のニュースで対馬の和多都美神社が韓国人団体客に立入り拒否をした件もそうです。

神社側の理由では、マナーの悪さに留まらず、万引が耐えなかったと明かしています。

対馬といえば、立地からも韓国人の観光名所となっているのに関わらず、こうした措置をとらざるを得ないほど深刻だったのでしょう。

対して日本では、「財布や物を落としても、高確率で戻ってくる(交番などに届けられ)」というエピソードは、世界中に驚かれ評判になっています。

こうした国民性のギャップが、嫌韓を助長しているのかもしれません。

韓国の嘘を恥じない文化【政治のウソ】

李氏は「嘘が政治の有効な手段になったのは2002年から」と分析しています。

なぜならその年の大統領選で、ハンナラ党候補に対して「嘘のデマ」を流し、敵対候補が大統領の座につくということがおきました。

以来、「政治の世界でも「嘘」は有効な手段となり、韓国政治は嘘のパノラマとなってしまった」と言います。

 

ま、政治についてはどの国でも嘘というか、「臭い物に蓋をする」的なものはあると思います。ただ、韓国政治の反日に対することとなると、嘘についても皆で肯定し既成事実に仕立て上げられてしまう怖さがあります。

嘘からは話がそれますが、昨年韓国の高校生が「教師から反日主張を強要された」と訴えを起こしました。

いろいろありましたが、最後は強要した事実がありながら、教師の行動に問題がなく、生徒側が罰則を受けるというおかしな判決で決着がつきました。

「反日」は韓国の政治では、絶対に必要不可欠な手段なのかもしれませんが、嘘で作り上げられた事実や、正義を曲げてまで貫く姿勢には幼稚さを感じざるを得ません。

韓国の嘘を恥じない文化【司法のウソ】

本では徴用工裁判の一部をとりあげています。

この裁判では、日本製鉄で働いていた4人に対して強制連行したうえに給料も払わず、奴隷のように働かせたと主張する韓国人原告と裁判所です。

これも大きな嘘で、実際には「募集」によって応募した人が雇用され、給料も支払われたと書いてあります。

原告は当時の給料は強制積み立てされ、積み立てたお金をもらっていないぞ!という主張なのです。

この構図をまとめると、こうなります。

◆徴用工裁判の原告主張と判決に対して、本によると 

1)「給料は支払われていたが、強制的に貯蓄にまわされ給料をもらっていない」と原告主張。

2)強制貯蓄は日本人にも課せられ、戦争になるとインフレになるのを防ぐため、当時の多くの国が実施していた国策。(アメリカでも強制的に「戦争債権」を買わせていた)

3)朝鮮人の貯蓄高は当時の寮長が決めて、貯蓄金を預かっていた。

4)そしてその寮長も朝鮮人だった。言葉の問題で、当時の朝鮮人寮の寮長は朝鮮人が行うのがスタンダードだった。

5)つまり、多くのまだ未成年だった朝鮮人労働者は、預けた朝鮮人寮長からお金を返してもらってない。

この本が言うことが真実なら、日本企業にも責任はないということになります。

 

日韓請求権協定の支払額も、あんなに多額(約5億ドル)でなくて良かったのにと思えてきます。

この徴用工の問題を、もう少し深堀りしてみます。

反日種族主義が日本の徴用工のウソをバッサリ

韓国の学校では、当時の日本で働く朝鮮人炭鉱夫について、次のように教えています。

日本統治時代、朝鮮から多くの若者が強制的に日本に連れていかれ働かされた。

炭鉱現場では、朝鮮人のみ危険な場所で作業させられ、多くの朝鮮人が死亡した。

食事もろくに与えられず、奴隷のように働かされるという民族差別があった。

日本は韓国にとって魅力的な出稼ぎの場だった

日本の統治時代、朝鮮国内では日本による強制連行があったと主張する韓国政府ですが、実際はそうでないと本は語ります。

給料の高い日本で働きたい人が殺到し、総督府では自治体で面接までして来日する若者を選別していたといいます。

総督府とは
朝鮮半島を治めるため、日本政府が現地に置いた官庁。台湾にもありました。

民間レベルでは、日本の人事担当者が朝鮮に着てリクルート活動をしたものの、ここでも正当な面接などの選別があり、決して強制的なものではなかったといいます。

それどころか日本での出稼ぎはあまりにも人気で、ブローカーに大金を預け、命がけで密航船にギュウギュウに乗り合わせて日本に密入国することも多発していたといいます。

当時の朝鮮人にとって、日本は夢の国(ジャパニーズドリーム)だったのではないかと思わせます。

本によると強制連行のでっち上げは、1960年代の日本の左派知識人と、朝鮮総連が行ったことだそうです。

ある炭坑夫たちのでっち上げ

下の写真は韓国の小学校で、「日本の炭鉱で奴隷のように働かされていた朝鮮人炭鉱夫」として紹介されている人たちです。

しかし驚くことに、これは朝鮮人炭鉱夫とは全く無関係な、悪質な引用でした。

 

この写真は1929年、旭川新聞に掲載された日本人労働者だったんです。

これは悪徳業者が写真の日本人被害者10名を、不当に強制労働させたという事件を報じる北海道の地方新聞で、悪徳業者は検挙されました。

この写真が長いこと、韓国の小学校の教科書で「日本で奴隷のように働かせられた朝鮮人労働者」として掲載されていました。

2017年、日本の産経新聞がそのことを韓国側に指摘したにも関わらず、2019年時点でも変わらず掲載されているというから驚きです。

 

本当に朝鮮人労働者は、奴隷のように働かされていたのでしょうか。

下の写真は、実際の当時の朝鮮人炭鉱夫の写真です。

皆さん、きちっとした制服を着用し、痩せこける悲惨な人々には見えません。

下の表は、当時の日本で働く朝鮮人炭鉱夫の給料水準を表したものです。

1940年ソウルの職業の男子の給料を1として 日本で働く朝鮮人炭鉱夫の給料
紡績工 5.2
教師 4.6
会社員 3.5
銀行員 2.4

韓国社会でのエリート層、銀行員の2倍以上の水準です。

さらに、下の表は1944年の日本にいる朝鮮人炭鉱夫の給料を、日本人の職業の男子給料と比較したものです。

日本人の職業・男子給料を1として 日本で働く朝鮮人炭鉱夫の給料
大学卒 事務職 2.2
巡査 3.7

とても高い水準で支払われていたことが解ります。

朝鮮人たちは給料の4割を現金で支給され、酒を飲み、祖国へ送金したりできました。

その送金によって、祖国の家族は借金を返したり田畑を買ったりしたエピソードが数多くあるそうです。

 

炭鉱現場では朝鮮人にのみ危険な場所で作業させ、多くの朝鮮人が死亡した、民族差別があったと教育しているそうです。

しかし、炭鉱現場では、4人1組の班で作業するわけです。

危険な炭鉱現場では、卓越した技術が必要でした。

日本人炭鉱夫は熟練した技術と経験がありますが、朝鮮人炭鉱夫といえば来日して間もない若い未成年です。当然炭鉱夫としては未経験の素人です。

これらを日本人2人、朝鮮人2人で1班を構成して作業していました。

素人の朝鮮人だけで班を組むことはできないわけです。よって、「朝鮮人だけ過酷な場所」というのは無理な話になります。

反日種族主義から見る「日韓請求権協定」

この話をする前に、日韓請求権協定とは何かを簡単に書いておきます。

◆日韓請求権協定 

1965年、日本が韓国に5億ドルの経済支援を行うことで、両国及び国民の間での請求権を完全かつ最終的に解決したとする内容の協定。

当時の韓国の国家予算が3.5億ドルだったことを見れば凄い金額です。

しかし、その当時の韓国政府は日本からのお金を、元徴用工などの民間人に回さず、「浦項(ポハン)総合製鉄所」や「漢江(ハンガン)鉄橋」などの経済面に多く使ってしまったのです。

こうしたことから、韓国では徴用工の請求を日本でなく、韓国政府に訴える団体もいます。

 

「反日種族主義」によれば、日韓請求権協定では賠償金の請求ができない、というのが本当の決め事といいます。

終戦後の取り決め、サンフランシスコ条約では日本と朝鮮の関係はこう判断されていました。

朝鮮は日本の植民地ではなく、併合されていたのだから分離する。

朝鮮は戦勝国でも敗戦国でもない。

この条約によって、朝鮮は植民地でも戦勝国でもないので、以下の請求権がないのです。

 

さらに1957年、仲裁国のアメリカの見解によって、韓国は在韓日本人の資産22億ドルも取得していました。

この処置で審判であるアメリカは、「韓国はある程度の対日請求権は充足された」と補足しています。

この韓国にいた日本人資産の没収22億ドルが、朝鮮人労働者に対する「精神的苦痛」などの慰謝料的側面を認めているのです。

 

今回の、徴用工裁判判決の無効性が明らかです。

反日種族主義レビューまとめ

この本を通して私が一番驚いたのは「薄々わかってはいたけど、こんなにも嘘にまみれた文化なのか!」です。

今回紹介したエピソードは「反日種族主義」のほんの一部の内容でしかありません。

その他の驚きの見解が沢山ありますが、それは本を買って読んでください。

韓国の反日感情の根底には、次の考え方があるそうです。

◆反日感情の根底 

1)日本人は血の流れが低く、野蛮な民族
2)その日本から過去に不当な占拠をされた屈辱

それで「反日」を、誇張、歪曲、でっち上げて学校、政府、マスコミがこぞって韓国民に洗脳してきたわけです。

 

ヨーロッパでも日本は、韓国が主張するほど残虐ではなかったし、植民地政策においても当時の国際法では、日本ほど正当にこれを守って施行した国はないとまで言われています。

 

20013年5月、韓国で驚きの事件が起きます。

95歳のおじいさんが、「日本統治時代は良かった」と懐かしむと、その時代を知らない若者が激怒、おじいさんを殴り殺すという事件です。

95歳男「日本統治よかった」発言で殴り殺される 韓国ネットでは「死んで当然」「正義の審判だ」
韓国で、95歳の韓国人男性が日本統治時代を「肯定」する発言をしたところ、居合わせた男の怒りを買い、殴られて死亡するという事件が起こった。「愛国心ゆえ」の犯行だと男は供述、韓国ネットユーザーなどからも擁護の声が上がる。あまりにも惨い事件に、日...

95歳と言えば、幼少から20代中半まで日本統治時代を過ごしていることになります。

貴重な生き証人でもあったのに、ひどい話です。

それでも韓国社会では、殺した若者を「愛国者」として擁護する声が上がるというから呆れてしまいます。

事実をもとに議論する、フェアな関係は訪れるのでしょうか。

ていうか、議論も済んでる話でした。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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