感情と潜在意識と引き寄せについて | Tekutekuスタイル

感情と潜在意識と引き寄せについて

ミステリー

この記事は引き寄せの法則について、感情が大事なキーポイントになります!というお話です。

スピ系の解釈があるので、スピ系が苦手、嫌いな人は読まないことをお勧めします。

 

この記事の結論:

感情を利用すれば、引き寄せの法則はグッと簡単なメソッドになる

 

世の「引き寄せ本」には、このような事がよく書いてあります。

◆引き寄せの法則

1)強く望めば、その通りの現実がやってくる
2)叶った状態を過去形で、繰り返し言葉に出す
3)叶った状態を、具体的に鮮明に思い描く

また、潜在意識が「願いが叶う」と肯定的に受け入れたとき、勢いを増して引き寄せられると言われることが多いです。

つまり潜在意識に受け入れてもらうがための術(すべ)が、いろいろな本に「やり方」として書かれています。

 

そしてスピリチュアル界隈では、潜在意識が「願望が叶うこと」を肯定的に受け取るのを邪魔する「邪念」を「ブロック」なんて言い方をしています。

願望

年収2千万円稼ぎたい!!

ブロック

なにも取り柄がないんだから・・

そんなのムリだよな・・

 

願望を潜在意識が肯定的に受け取るには、ブロックを外す必要があると書かれています。

そのブロックを外す方法として「アファーメーション」が有効と言われています。

memo

アファーメーションは、心理学用語で「自分に対する肯定的な宣言」のことです。

自分にできないはずがない!
自分は平凡には終わらない!
5年前の自分と比べたら、良い生活になってるじゃないか!

・・と、こんな感じで「ブロック」や、「負の思いグセ」を外していって潜在意識に願望を届けていこうと言っています。多くの本では。

 

でも、それが難しいんです。

一時的にポジティブな気持ちになれたとしても、生活していればいろいろあるわけで。

ネガティブな出来事があれば、どうしても気持ちもそっちに傾いていきますから。

さっきまでは「ブロック」が小さくなったような気がしていたのに、気付いたらまた悪い思いグセが頭を占領している・・

どうしてブロックを外すのが、こんなに難しいのか

ちょっと整理してみます。

ブロックは思いグセからくる、顕在意識の領域です。

では、思いグセはどここら来るのでしょうか。

それは潜在意識からです。

 

潜在意識は「記憶の貯蔵庫」と言われています。

過去のどんな小さな事柄も記憶することができる、大容量の貯蔵庫です。

 

そこに負の観念が、たくさん入っていれば潜在意識は濁ります。

memo

観念・・・人が物事に関して抱く、主観的な考えのこと

 

何か出来事がおこると負の観念で染められた記憶とすり合わせ、「また同じような惨事に見舞われる」という負の解釈をします。

そして湧き上がる「負の思いグセ」。

 

現実味はない例え話ですが10,000度の液体があったとして、そこから3,000度の湯気が出ていたとします。

そこに氷水を注いでも、液体が入ってる器に降り立つ前に、氷水は高温の湯気にブロックされて、蒸発してしまいます。

 

例になぞると

願望・・氷水

湯気・・ブロック(顕在意識・思いグセ)

液体・・潜在意識

です。

では、願望である氷水を潜在意識の器に注ぐには、どうすればいいか?です。

 

多くの本では

湯気を取り除きましょう!!

と言っています。

 

でも、その前に

お湯を冷ましましょう!

ではないでしょうか。

 

潜在意識が濁っているから、ブロックになるような思考が沸いて出るんです。

結論: ブロックを外すのが難しいのは、潜在意識をそのままにブロックをなくそうとしているから

潜在意識を変えるには

では、潜在意識はどうやって変えるのでしょうか。

答えは、感情によって変えていきます。

 

顕在意識、潜在意識、感情の役割を、引き寄せの法則の場面でみると下の表のような役割になります。

日頃の役割 引き寄せ的な役割
顕在意識 身体や思考をコントロール 次の一手(行動)はコントロールできる
潜在意識 身体内臓や血圧など顕在意識がコントロールできない領域をつかさどる 直感やインスピレーション、引き寄せなど顕在意識がコントロールできない領域をつかさどる
感情 コントロールができて、潜在意識にダイレクトで届くもの 理解の力、解釈力、観念に左右され、ネガティブにもポジティブにもなる

顕在意識は、普段自分が意識できる思考や判断の領域。

身体と直結していて、「右手を上げよう」と思えば、右手を上にあげることができます。

 

潜在意識は、自分では意識していない領域。

「無意識の行動」と呼ばれるように、歩くときにいちいち「右足を前」「次は左足を・・」なんて考えなくても自然に歩行できるのは、無意識の自動運転システムのおかげです。

呼吸や、睡眠中の寝返りなどもそうです。

身体と直結していますが、自分ではコントロールできない血圧、心拍数、内臓の働きなどの領域を担当します。

 

感情は顕在意識によって、ある程度コントロールができて、尚且つ潜在意識の領域にダイレクトに送り込むことができます。また、逆に潜在意識の状態によって、湧き上がる感情もネガティブになったり、ポジティブになったりすると考えます。

顕在意識のコントロール下にあるが、潜在意識の影響も受けている。

潜在意識の影響を受けながら、顕在意識にダイレクトに届いたりしている。

 

潜在意識が濁っている状態の「顕在意識」「潜在意識」「感情」は、このような状態になっています。

 

感情だけは、ブロックを受けずに潜在意識へダイレクトに送られ、その感情の状態によって、潜在意識が濁りを強めたり、浄化されたりするのではないでしょうか。

筆者

すこし余談ですが、認知症患者は出来事は忘れても、そのとき受けた感情はなかなか忘れないと言います。それは、潜在意識は記憶の貯蔵庫、認知症患者でも潜在意識には記憶が貯蔵されていると仮定すると、そこの領域から感情だけが行き来できるからではないでしょうか。

つまり感情の状態がカギです。

積極的に心地よい感情、ポジティブな感情、楽しい感情を作っていけば、潜在意識は浄化の方向へむかい、さっきの液体の例でいうと、冷めていくとなります。

 

幸せとは「何か条件がそろう状態」ではありません。

幸せとは「幸せな感情に浸れる状態」を言います。

"足るを知る者は富む"の心構えがシンクロニシティを起こしてくれる?
老子が残したことわざ「知足者富」は、"足るを知る者は富む (たるをしるものはとむ)"と読みます。 意味は「満足することを知っている者は、たとえ貧しくとも精神的には豊かで、幸福であるということ」です。 「幸せとは何か?」の答えに、よく引用され...

 

なので

~具体的に願望が叶った状態をビジュアル化する~

というのは、感情が伴わなければやっても意味がありません。

 

具体的にビジュアル化、なんてしなくても

願望が叶ったときの、幸せな感情をイメージするだけでOKだと思うんです。

 

感情を良い状態にと言っても

どうにも思いグセがネガティブで・・

頭で解っても気持ちがそうならない

そうなんです。ここに難しさがあります。

「潜在意識をきれいにするために、ポジティブな感情を多く味わいましょう」

と言っても

潜在意識が濁っていれば、思いグセはネガティブなものばかりになります。

 

だからポジティブな感情を、味わうことが少なくなります。

こころは解釈力でコントロール

心理学では、こういう考え方があります。

アルバート・エリス
人々は目で見える世界に暮らしているのでなく、目で見える世界をどう受け取っているか、その受け取り方の世界に住んでいる

見事に真相をついた、格言だと思います。

 

経営の神様「松下幸之助」、メジャーリーガー「大谷翔平」など、おおくの偉大な人が師とあおぐ中村天風さん。

中村天風は

「人生は心の置きどころ一つ」と言います。

つまり、どんな出来事も「捉え方」が大事と説いています。

 

今日から「解釈力」をポジティブなものにしていく!

と決意するだけで、潜在意識もポジティブなものへと変化していくはずです。

完璧主義はやめましょう。

 

一か月前よりポジティブになっていれば良いのです。

1歩進んだけど、2歩下がってしまう日もありますから。

 

中村天風は、こうも言っています。

中村天風
なぜ身体に入れる飲食は気をつけるのに、こころに入れる観念には気をつけないのか

まとめ

この記事の考えは僕個人の考えでして、共感できない方もいると思います。

そのような感想で終わってしまったら、貴重な時間を割いてしまいすみませんでした。

 

ただ自分の小さな体験からも、感情が大きなカギとなることは間違いないと思っています。

① 解釈力を高める

② ポジティブな感情の頻度アップ

③ 潜在意識が書き換わる

④ ブロックが外れる

⑤ 願望が潜在意識にとどき、インスピレーション(直感)も受け取るようになる

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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