国立社会保障・人口問題研究所では「生涯未婚率」としてカウントする条件は50歳時点で、結婚経験がない人の割合で算出しているそうです。
そして生涯未婚率は左のグラフのように年々増加傾向にあり、今後も増えていくという見方がされているそうです。
今は独身者にとっては、独身で居られやすい時代になっているように感じます。
生涯未婚者ではなくても、バツイチ、バツニという離婚独身者も多く、一昔前と比べて離婚に対する抵抗感もなく、世間の目も異色な目で見られることもなくなりました。
結婚そのものの価値すら疑問視される世の中になりつつあるように感じます。
50代以上独身者では男性の方が結婚に意欲的
ある調査では、独身50代の男性が異性パートナーを求めていない割合が約50%、60代になると約60%に上がります。
対して独身女性が異性のパートナーを求めていない人の割合は50代で約65%、60代で約80%にもなるそうです。
参考 http://www.p-a.jp/research/report_63.html
男女では15%~20%もの開きがあるようです。
そしてシニア婚活をして結婚まで踏みきるとき、初婚と再婚の割合は年代別に見ると下のグラフのようになります。
(グラフはクリックで大きくなります)
参考 http://www.ibjapan.jp/information/2014/01/post-67.html
このグラフを見ると55歳を超えると女性が一気に初婚率が下がります。同じ55歳でも男性は半数以上が初婚なのにです。
これは単に男性の恋愛寿命の長さにある、というだけでは無いと思います。
それは、ズバリ「結婚相手が欲しいですか?」という問いに対して、「yes」と答える独身者の割合は、60代になると男性が1割を超えるのに対し、女性は4%も満たないというアンケート結果もあり、そこからも読み取れます。
同アンケートによると女性は歳を重ねると結婚よりも、異性の友達が欲しいとか結婚をしなくても同棲相手が欲しいなどと考える傾向が強いようです。
男性が安住、安心を求めるのに対して女性は楽しさを求める傾向があると思われます。
シニア婚活の難しさはこんなこと
若い世代が異性と出会った時とシニア世代のそれとはどんな違い、難しさがあるのでしょうか。
それは世間の荒波を乗り越えてきた分、シニア世代は対人用の”顔”をほぼ完璧に作ることが出来ることではないでしょうか。
言ってみれば「本音を隠すすべを持っている」また、「お互いに本心をさらけ出すことに抵抗を感じる」という・・・
人が2人以上揃えばそれは「社会」です。社会には意見の相違はつきもので、生活をすれば摩擦だってあって当たり前でしょう。
そこでどちらかが我慢するのか、双方に我慢するのか、衝突するのか、となるのでしょうか。
若い時分ならお互いに本音をぶつけ合って徐々にお互いの価値観をすり合わせていくという夫婦関係の熟成期間を持つことができます。
しかしシニア婚ではそれと同じ様な過程を踏むのは時間的にも、メンタル的にも難しいです。
「面倒は御免!」となるでしょう。
ではシニア婚はどうすれば良いのでしょうか?
それは、夫婦熟成期間を要さないほどにフィーリングや価値観が近い相手を選ぶに限るかと思います。
シニア婚は広い視野を持って相手を探す
せっかく出会い、しばしばデートをするようになった。いざ将来の2人について話をしてみると相手には結婚をする意思はなかった、なんてことはシニア世代にはよくある事です。
であれば、最初から「結婚」なのか、「友達探し」なのか、いづれにしても同じ目的を持った2人が出会えば話は早いです。
実はそんなシニアにピッタリの場がある事を知りました。
それは50歳からの出会いを応援する「森羅倶楽部」です。
テレビで紹介された内容の動画です。
ここでは、結婚相手はもちろん同性、異性の友達探しができます。
さらにイベントもあり、出会いを目的としたパーティーや、同じ趣味を楽しむサークル活動が用意されています。
こんな形でお互いを知り合い、同じ目的の相手と出会えたら良いですね。
興味がある方は下のリンクから資料請求だけでもしてみてはいかがでしょうか。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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