サップって知ってます?
サップとは見出しにもあるように、「スタンド・アップ・パドルボード」のことです。
何かというと大きいサーフボードの上に立ち、パドルを漕いで進んでいくというシンプルなスポーツです。
サーフボードの上に立つというと、サーフィンやスノーボードに代表される「ボード系スポーツ」と思ってしまいがちですが、サップはカヤックと同じ「パドルスポーツ」だそうです。
ハワイ生まれの新しいマリンスポーツで、初心者でも簡単にツーリングまでは出来るようになると聞きます。
何年か前に千葉の浜辺を散歩中、サップで沖に出ているご主人を待つ奥さんと話をしたことがあります。
奥さんいわく、主人が沖で釣りをしているんです。
とのこと、ご主人は沖でサーフボードの上に座り、釣り糸を垂らしてはキスなどを釣っていると言います。
その時は知りませんでしたが、ご主人がしていたのもサップでした。
そんなサップに中3の娘と、娘の友人2人と私で体験してきました。
サップの体験スクールレビュー
今回の体験スクールは、千葉県は稲毛海岸で「FANATIC(ファナテック)」さんでお世話になりました。
いろいろと調べていたのですが、料金的にピカイチの安さでした。
他は軒並み5千円から6千円代が中心でした。
今回我が家が娘とその友達2人の分を払う予定だったので、ファティックさんの2,700円という料金は魅力的でした。
結論から言うと、とても満足でした。
ネットで予約
体験スクールを行うには、まずネットから予約します。
日時が決まっていれば、ここで空き状況などの確認も出来ます。
空きがあるようなら、埋まってしまう前に取り敢えず予約しておくといいですね。
このサイト「asoview(アソヴュー)」さんは、様々なレジャー企画会社やショップと提携しています。
レジャー会社、ショップによって違うと思いますが、キャンセルするかもしれないなら何日前だったらキャンセル料が発生しないかを確認しておきましょう。
あ、あと予約をするには、「asoview(アソヴュー)」さんの会員登録が必要になります。
レジャー会社、ショップに直接聞きたいことがあれば、このサイトから質問することもできます。
当日 集合編
いよいよ、当日になりました。
私たちは午前の部に申し込みをしていたので、集合時間は朝9時半でした。
集合場所は「稲毛ヨットハーバー駐車場」の中で、「FANATIC」と書いてある車(バン)という事でした。
ちなみに駐車場に入るのには、500円の料金がかかります。(支払いは駐車場を出るときです)
私たちは、この時なかなかFANATIC車を見つけることが出来なかったのです。
なぜなら、車のとなりに大きなバンが横付けされていて、お目当てのFANATIC車が隠れてしまっていたからです。
同行していた妻は、昔からネット予約のサービスには懐疑的でいつも詐欺の疑いを持っていたので大変でした。
あー、騙された~!!!
そうこうしてたら、こちらに気付いてくれたファナティックのスタッフさんが、大きく手を振ってくれていました。
ホッとして、ファナティック車に向かうのでした。
私たちのように駐車場でファナティック車を、見つけられないようでしたら駐車場内の海に近い方を探してみてください。
ファナティック車から、ボードや道具を浜辺に沢山運ぶ都合上、どうしても車は海に近い場所に停車していますので。
また、アソビューさんホームページから予約を申し込むと、ファナティックさんの担当者の携帯電話番号も教えてくれるので、電話でやりとりもできます。
陸上講習編
駐車場でライフジャケットを渡され、浜辺に行くとその日に申し込んだ他の人たちと合流しました。
その日はすでに夏休みでしたが、平日で約12~5名の参加者がいました。
各自ボードとパドルを渡されて、講師の川井さんを囲んで集まりました。
そこで、いろいろとSUPについての基本と注意点について、とても解り易く親切、丁寧な説明がありました。
例えば、ボードの上での座る位置や立つ位置の説明。
そしてボードの上での、座った格好から立つまでの身体の動き方。
説明のあと、実際に陸上でボードの上に座り、立つまでの動きを皆でしてみたりします。
そんなような、講義を約15分から20分くらい行った後、実際に海に出ます。
その時は陸上での説明で、その気になった状態ですからもうワクワクです。
海での講習
講習時間は陸上から最後まで、約2時間と決まっています。
海の上での講習が終わると、最後の約20分から40分は自由時間となり、フリーにSUPを操って遊ぶ時間となります。
ですので、海の講習は約1時間強となります。
最初は膝の深さまでボードを持って歩きます。
ボードの下にはフィンが付いていて、あまりにも浅い地点でボードを浮かべてしまうと、フィンが底についてしまうからです。
ボードを水に浮かべたら、そのままボードの上に乗り座ります。
その状態でまたパドルの操作などの実技を皆で行いますが、講義と言うよりほぼ遊びのような和気あいあいという空気の中行われます。
そして、スタンディングでパドルを操り、みんなで一斉にツーリングを行うまでは海にはいってから15分くらいでした。
川井さんの解り易い、説明のお陰でほんのわずかな時間で全員が立ち上がり、ツーリングができるまでになります。
そう聞くと「相当簡単なんだろう」と思いますよね。
確かにサーフィンに比べれば、安定感のある大型のボードですから簡単かもしれません。
しかし、なめてかかると足をすくわれます。
体幹が鍛えられる、バランスと筋力がある程度必要なスポーツです。
ただ、女性は身体も軽いので、男性と同じように筋力が必要かと言うとそうではありません。
そして、ツーリングを行っている各人を、インストラクターの川井さんが回って個別にアドバイスをくれたりします。
次第にコツを掴むのと、安定感の向上とスピード力が付いてドンドン楽しくなります。
最後に自由時間
自由時間では、各人がそれぞれに仲間たちと楽しそうにツーリングやターンの練習などをしていました。
ボードの上でヨガのポーズをし合う女性グループもいましたね。
また、この講習は11歳からでないと受けられないのですが、幼児をボードに乗せて遊ばせる人もいました。
(もちろん浅瀬でです)
私は子供たちとも遊びながら、いつか見たSUPで沖に出て釣りをたのしむ男性のようになりたいと思いながら、バランス感覚を掴もうと意識しながら楽しみました。
まとめ
私たちが海の上で、講習を受けているすぐそばで、マイボードを操る初老の男性がいました。
その方を見ていて思いました。
このスポーツは歳を重ねてもできるのだと。
以前スキューバダイビングをしていたとき、参加グループの中に頻繁にご高齢の方が混じることがありました。
スキューバダイビングも歳を重ねてもできるスポーツだけど、SUPの方が金銭的にも安上がりで、ツーリング、釣り、カヤック、ヨガ、サーフィンといろいろな楽しみ方ができる分、魅力を感じましたね。
ヨガは多分やらないと思いますが、それ以外は気の合う仲間とやってみたいな、と熱い思いが湧いてきます。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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