パートナーとの生活をスタートしたら鉄は熱いうちに打て | Tekutekuスタイル

パートナーとの生活をスタートしたら鉄は熱いうちに打て

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愛するパートナーとの共同生活 相手に失望しないために対策を練っておこう

いよいよパートナーと新生活をスタートさせるにあたって、旦那(彼氏)様を上手に操る方法というのを男目線からみて探っていきたいと思います。

春というのは色々と人が動くシーズンでもあり、身の回りの環境の激変が起こる季節ですよね。

男性パートナーとの新生活と言えば、入籍して結婚、転勤を期に新天地で同棲、卒業と同時に同棲、昇進昇格を期に結婚などなど・・・色々とシチュエーションが浮かんできます。

そこで女性側が考えていかなくてはならない戦略というのがあるでしょう。

そこでまず、NTTレゾナントが2014年に行った意識調査で「夫にイライラするランキング」を見てみましょう。これは2014年1月に同社が1,141名に行ったモニターアンケートによります。


1位 ケータイ、スマホばかり見ている
2位 整理整頓をしない(片づけをしない)
3位 帰り時間を連絡しない
4位 仕事が休みの日は寝てばかり
5位 靴下を脱ぎっぱなし
6位 食後、リビングやソファーで爆睡
7位 ホットカーペットや電気を点けっぱなし
8位 玄関を靴で散らかす
9位 掃除をしようとしない
10位 夕食を食べてくるときに連絡しない
11位 休みの日の予定を直前まで知らせない
12位 洗い物を手伝わない
13位 物を捨てられない
14位 ゴミをゴミ箱に捨てられない
15位 料理はするのに片づけない

 

うーん、確かに男子らしいあるあるですね。私もこの中の項目で叱られることはあります。

 

って、何でこれから楽しい生活が始まるのになんでこんな水を差すようなこと冒頭に書くの!?と言われそうですが、共同生活と愛情は別のカテゴリになります。
しかし、その2つは密接につながっています。

「共同生活」でお互いに不満を募らせてしまうことから「愛情」にも悪影響を及ぼしてくるのです。

つまり、「共同生活」が円満にスムーズに上手く行けば、「愛情」の面では「見直した」「惚れ直した」になったり「自分にはこの人しかいないな」と思わせたりと今まで以上に強固なものになったりするのです。

その為に相手の出方を予め予測し、対処の方法を模索しておくのが賢明ではないでしょうか。

 

男子が女子をイライラさせるランキングから対策を練ってみる

上記の「夫にイライラするランキング」ベスト15位にランキングされた夫の行動について分類してみる以下の3つに大分類されました。

➀ おこちゃま系(1位、4位、6位、7位、15位)
➁ 片づけない系(2位、5位、8位、13位、14位、15位)
➂ パートナー意識欠如系(3位、9位、10位、11位、12位)

ちょって解説しますと

➀ おこちゃま系

「男は誰しも永遠の少年だ」なる言葉もありますが、このランキングに出て来た「お子ちゃま」な行動はそれとは違います。

 

男子は一点集中「凝り性」な性分が強くあります。さらに依存心がもともと高い生き物です。

この「依存心が高い」という特性が男の弱さの根底に当たると思います。

ある幼稚園の園長先生(男性)が以前にテレビの取材でおっしゃっていました。

「男の子は強くなりなさい、強く、強くと言って育てなければナイーブな弱い人間に育っちゃう、女の子は放っておいても大丈夫、強くしっかり育ちます。しいて言えば「女の子らしくおしとやかに」と言ってあげることかな・・(笑)」

多くの園児たちを見て来たご年配の園長先生の言葉通り、これが男女の本質なのかもしれません。

 

1位の「ケータイ、スマホばかり見ている」それがゲームや株、FXなどのファイナンス、などであれば凝り性からくるものだと思います。

仕事が休みの日は寝てばかり」「食後、リビングやソファーで爆睡」の類は➂のパートナー意識欠如系にも当てはまりますが、結局はパートナーに対しての「甘え」だし、自己中心的な赤ちゃんのような考えからくる行動です。

15位の「料理はするのに片づけない」これは休みの日などに、「家族サービに」の名のもとに大手を振って”料理遊び”をしているだけです。

こんな事で毎日献立や出費を考えながら、来る日も来る日も台所に立つ身の気持ちを、少しは解ったつもりにさせてはいけません

そして、そのあとの片づけをパートナーに押し付けているのであれば、完全に遊びです。男の凝り性に付き合わされているだけなのです。

➁ 片づけない系

これは性格に左右されます。

男だから、女だからというのは本来ありませんよね。でも奥さんのイライラランキングに上がってくるということは、多くの旦那様がやってしまってることは間違いなさそうです。

おそらく小さなころから遊んだおもちゃを自分で片づけるような躾をされていたのか、お母さんが片付けていたのか、という本人の歴史からきているのです。

ここで、顔を出す男心は「依存心が高い」という面ですね。

「私はあなたのお母さんじゃない!!」と嘆く奥様は本当に多いようです。

 

➂ パートナー意識欠如系

これは「パートナーというのは対等であって、二人で手を取り合いどんな困難も一緒に乗り越え、幸せは二人で分かち合おう」という基本的な考えが抜け落ちている状態の男子です。

自分の予定や、帰りの時間を教えたがらないというのは、パートナーの都合を無視しているのともう一つ、「パートナーに自分の余暇時間を管理されたくない、束縛されたくない」という自分時間を確保したいという欲求があります。

掃除をしようとしない」「洗濯物を手伝わない」については、夫婦間のルールが曖昧でだから起こってしまうのでしょう。

パートナーは対等ではありますが、奥様が仕事をしているのと専業主婦であるのか、によっても見解が違うからです。

 

夫の操縦の鍵は「自己重要感」をくすぐってあげること

 

夫婦の出会いでのきっかけは社内恋愛で旦那様が元上司、というケースは意外と多いですよね。

でもいざ共同生活になったら奥様と旦那様の関係は「奥様=上司」「旦那様=部下」という関係になることが多いそうです。

それは、男性が仕事でのステージでは思考も気配りもフル回転させ自分の地位や居場所を、誰かと競い合いながら獲得しようとしているからなんです。

それが家庭となると「癒しを求めて」という多くの男性の言葉通り、安心でき、自分の居場所は競わなくても用意されているため思考停止に陥ってしまいます

このことが、女性が思う家庭に対しての温度差となりイライラの原因になります。

 

ここまでの整理をすると

➊ 相手が仕掛けてきそうな攻撃

1. お子ちゃま系 お子ちゃま的な行動、無行動

2. 片付けない系 依存心が高い

3. パートナー意識欠如系  対等という意識がない、低い。 自分の時間が欲しい

❷ 家庭に対する女性との温度差

 

相手の出方、傾向をつかんだら先手を打とう

先ずはお互いの仕事や趣味、日課などを考慮して夫婦間で役割分担を決めてしまうのが一番相手にも解り易く効果的です。

契約社会に生き、理論思考の男性にはルールを引くことが一番有無を言わさず、やってくれやすいのです。

女性は何かを頼まれたときに「なんで?」とその必要性や納得性を考えます。

しかし、男は「突撃~!」と叫べば理由や意義など考えずに突進していく生き物です。

一度はじめにルールさえ決めてしまえば思考停止がごとくやり続けてくれます。

ただ、ここで決めなくてはいけないのは「やりたいこと」でなく、「やらなくてはならないこと」です。

これをやらなくては生活が回らないことについてです。

キチンと「ありがとう」を言い続ける

男性はそこに「やりがい」を感じないとやり続けてはくれません。

逆にやりがいを感じさえすれば、喜んでドンドンやってくれます。

これは「自己重要感」を満たされているという状態に幸せを感じるからです。

自己重要感とは「自分が重要人物である」と感じられる感覚です。

仕事というステージでも男性は、会社に対してこれを求めているので奮闘するのです。

 

その自己重要感を満たしてあげるのに一番効果的なのは「ありがとう」という言葉と嬉しそうな表情なのです。

先の”夫にイライラするランキング”の15位にありました「料理はするのに片づけない」は正にそれで、喜んでくれる顔を想像しながら料理を作る男性は多いです。

サプライズパーティーを企画する心理です。そこで喜んでくれたのを見て安心して「頑張って作ったのだから片付けは頼むよ」という依存心が顔をだすのですが。

大きなサプライズを頑張ってくれるより小さな気遣いを小まめにしてくれた方が嬉しい

 

 

家事については少しづつ「お願い」⇒「ありがとう」⇒「お願い」・・・と繰り返し、だんだんと家事についての思考と興味を増大させていきます。

すると、ガミガミ言って思考停止に追い込まれた旦那様には無い、家庭へのモチベーションが断然高く、気の利いた先読み行動がとれるようになります。

 

しかし、問題なのは普段は全然しないのに、たまに大きな仕事をするサプライズ好きな旦那様です。

例えば先ほどのランキング15位の「料理はするのに片づけない」の例のサプライズ夫はたまに台所に立てば、頑張ってかなり凝った料理をしたりします。

また、なぜか急に思い立つと掃除なども行うのですが、これも1回しか使わないような掃除道具を買ってきてガンガン、ドカドカと始めたりします。

 

こんなサプライズ夫の奥様は、どや顔でニコニコしている旦那様に「ありがとう」と先ずは言っておいてあげてください。

決して、「こんなに掃除道具買ってきて何考えてんの?」とか「たまにこんな大掃除してくれるんだったら、いつも○○を綺麗に片づけてよ」などと本音を吐き出してはいけません。

「やるときはやるんだね~」「でもこんなに大がかりな掃除(料理)だったら私に声かけてよ、一緒にやるからさー」「大変だったでしょ?」

といって小さなご褒美をしてあげてください。

ご褒美は何でもいいのです。肩もみ、チョットリッチな晩酌、お小遣い、夜の営み、何でも構いません。

そしてそのご褒美をあげている時言うのです。

と言ってから「今日のあなたは80点」だと、「あんな手の込んだ料理でなくても、簡単な料理で最後の後片付けまでやってくれたら100点だったな」と。

「ビックリするようなことを時々されるより、小まめに小さな気遣いがあったほうが良い」と日頃から言っておくのです。

 

面倒くさいと思うでしょうけどガミガミ言うのは簡単ですが、それでは完全にコントロールはできません。

このようなサプライズ好きな夫は相手の喜ぶリアクションをかなり気にするので面倒くさいのはしょうがありません。

結婚前の同棲は相手の出方を知るのに有効か

 

2016年6月にマッチアラーム株式会社(東京都港区)が20代から30代男女763人に意識調査を行った結果では「結婚前に同棲をしたい?」という質問で男性の回答は何と89%が「したい」と答えたそうです。

ちなみに女性は66%が「したい」と回答しました。

「同棲をしたい」と答えた人の意見としては「結婚する前にやっていけるかどうかを見極めたい」や「お互いの良いところ悪いところがわかりあえるから」などがありました。

しかし、ベテラン夫婦の「夫婦の地盤となる大切なものベスト3以内」にいつも入り順位の入れ替えを繰り返しているのは「信頼」と「愛情」と「忍耐」です。

 

同棲の有無よりも、一緒に生活を始めた初動の戦略が大事ではないかなと思えてなりません。

 

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