我が家では家族全員がiPhoneユーザーです。
そんな中、次女のiPhoneが「リカバリーモード」とかいう厄介な症状に陥りました。
中学3年生の娘いわく、充電を切らしてしまい、充電を完了させてリンゴマークが付いたと思ったら、次の瞬間「リカバリーモード」になって何も操作が出来なくなったそうです。
このように、画面は「iTunesを入れなさい!」的な画面になったまま、何の操作もできない状態です。
そこで、娘と一緒にパソコンとiPhoneを繋ぎながら、「あーでもない、こーでもない」と七転八倒を繰り返して、なんとかバッテリーを切らす前の状態に戻す事ができたので、記事にします。
このケースに陥ると、工場出荷時の状態に復元されてしまう場合もあります。
そうなると、バックアップしていないデーターは全て失われることになります。
実は娘のiPhoneも「そうするしかないか」と、半ばあきらめかけたのでしたが、無事に復旧できました。
その手順をお知らせしますね。ちなみに娘はiPhone7なので、iPhone7での操作になります
ただし、この記事の記載通りにおこなって、何かしらの損害を与えてしまった、不利益を被った、などがありましても当方は一切の責任を負いかねますので、自己責任で行う事をお願いします。
正しいであろう手順
いきなり「あろう」とは何やねん!と思われるかもしれません。
私たち親子も、今回のリカバリーモード解除にあたっては色々なWEBサイトを参考にしました。
しかし、微妙にそれぞれのサイトの説明が違っていたり、サイトの説明どおりに進めても「○○が出てこない」みたいな現象になってしまったりと、とてもスムーズではありませんでした。
でも、全てをやり終えてみると、この順番、方法で上手く行ったのであろうというのが見えてきたので、それを先ず紹介しようと思います。
準備する物
準備する物は、パソコン、リカバリーモードに陥ったiPhone、USBケーブル(パソコンとiPhoneをつなぐための)、アップルIDとパスワードです。
iPhoneのリカバリーモードに解除手順
再度言いますが、娘はiPhone7なので、iPhone7での操作になりす。
① iPhone7の電源ボタンと、音量下げるボタンを同時に長押しして、リンゴマークがでるまで押し続けます。
●iPhoneX、iPhone8、iPhone8plusでは、音量上げるボタンを押してすぐ放し、次に音量下げるボタンを押してすぐ放し、最後に電源ボタンを長押ししてリンゴマークが出るまで待ちます。
●iPhone6s以前、iPad、iPad touchの場合では、ホームボタンと電源ボタンを同時に長押ししてリンゴマークが出るのを待ちます。
② USBケーブルを使って、iPhone7をパソコンに繋げます。
③ するとパソコン画面には、iTunesのウィンドーが現れます。
ここでiTunesにサインインします。
④ 次に勝手に「更新」と「復元」の選択を促す小さなウィンドウが現れるので、ここは必ず「更新」を選択しましょう。
注:
ここで「復元」を選択してしまうと、保存データは全て失われて工場出荷時の状態にリセットされてしまいます。
⑤ 「iTunesソフトウェア使用許諾契約」というウインドウが現れるので、「次へ」⇒「同意する」へ進みます。
⑥ 再度「更新」を選択すると、画面右上の”渦巻”がグルグル回ります。
それが終わるとダウンロードが開始されます。
⑦ ダウンロードが終わると、無事にiPhoneが起動を初めて復旧します。
とまぁ、本来ならこんな流れで復旧するのですが、いろいろあって苦労しました。
こんな失敗談や、うっかり話ももしかしたら、誰かのお役に立てるかもしれないので書いておきますね。
私たち親子を悩ませたイレギュラーなケース
もともとパソコンにあったiTunesは最新のバージョンではなかった
パソコンにケーブルをつなぐとiTunesのウィンドーが出てくるのですが、これが最新でないので、上の④の手順を行うと、最新のiTunesをインストールするよう促されます。
なので、「iTunesをダウンロード」を押します。
すると下のようなページが現れるのですが、ここをいつも「なんじゃこれ」とスルーしてしまっていました。
しかし、ここでダウンロードするのでしたね・・・www
こうして、ダウンロードはされるのですが、今度はiTunesにサインインするのに娘のアップルIDやパスワードがなかなか解りません。
ちなみにアップルIDは、登録のメールアドレスです。
パスワードはどうしても解らなければ、パスワードのリセット(新しくする)が出来ます。
何度やってもiPhoneを更新できない
これには困り果てました。
更新を始めると完了と同時にiPhoneはリンゴマークを表示させ、何かをインストールするようなメモリまで出てくるのです。
しかし、その画面が終わるとまたリカバリーモードの画面に戻ってしまうのです。
けっこう「更新」をクリックしてから完了するまでの時間がかかるのですが、何度やっても同じです。
パソコンの画面には「iPhoneを更新できません。工場出荷時の設定に復元する必要があります。」とメッセージが出てきてしまいます。
これには、娘もあきらめ顔でもう「復元でいいよ」と言っていました。
今までのデーターはバックアップを取っていないといいます。
そこで、もう一度いろいろと調べてみると、解除手順の①をやっていなかったと解りました。
そこで、もう一度更新をするつもりで先に手順①をしてみました。
(USBケーブルはつなげたままでした)
すると①を終えて直ぐ、iPhoneの画面が元のいつもの画面に戻ったではありませんか!
しかも、データーも失われていません。
手順①をしたらすぐ、でした。更新はもう行っていません。
なんか、無駄な時間を費やしたような気もしますが、娘が喜ぶところを見られたので良しとします。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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