ふるさと納税を初めて行ってみましたのでレビューします。
テレビや新聞でも何かと話題に上ることの多い、ふるさと納税。
初期には賛否両論、否定の声も話題になりましたが今やそのような声は殆どなくなりました。
今世間では、どうしたらよりお得にこの制度を利用できるか?
このような返礼品がありますよ!などに視点が移っています。
もともとは自分の生まれ育った故郷に対して、遠く離れ移り住んだ別の街から恩返しができる制度として生まれました。
しかし、返礼品の欲しさから本人にゆかりのない土地の自治体への寄付が横行し、それに対して否定的な見方をする人が出てきたわけです。
でも、過疎化が進み税収入が少なく苦しい思いをしている地方の自治体でも、全国に向けて”商売ができる”この制度、全国の地方自治体がこぞってアイデアを絞り参入しています。
地方も元気になり、納税者もお得になり、もはや否定する理由はない素晴らしい制度です。
否定論が消滅するのは自然なことでしょう。
ただ、そんな素晴らしい制度で、納税者にとっても驚くほどお得なのに私の周りでも「ふるさと納税」をしたことがない!という人が殆んどです。
何故でしょうか?
その答えはとてもシンプルで
こんな風に誤解や、負のイメージがまだまだあるのではないでしょうか。
そんな勿体ないことはありません!!
ふるさと納税の仕組みについて
ふるさと納税は寄付金制度です
「ふるさとに納税」=「寄付」となります。
寄付金制度ですが、自治体への寄付なので特別な仕組みによって負担が軽減されています。
キャッチ―な言い方をすると、2千円の負担でそれ以上のお得な返礼品をゲットできる仕組みになっています。
例えば今回の私の場合、北海道の根室市に10,000円のふるさと納税(寄付)をしました。
そして、刺身ずわい蟹を500gゲットしたわけです。
すると、来年の私の住民税は8,000円控除(支払わなくていい)されます。
※(一部は当年の所得税から控除となります)
ですので2千円の負担でカニをゲットしたことになるのです。
下の画像はAmazonでカニを検索した画面ですが、5,000円から1万円を超えるものもあります。
スーパーで買ったら漁師さん、市場、運搬業者、加工業者、小売店などでマージンを課された後に店頭に並ぶのですから大変な値段になります。
ふるさと納税ではそれらのマージンの大部分がカットされ、地元の業者が地元愛で安く自治体に提供したとなれば、そのお得感は納得できます。
このようにふるさと納税は自己負担が2,000円で価値ある返礼品がゲットできる目からウロコの制度なのです。
例えば静岡県小山市に3万円のふるさと納税をすると下の画像のように人気の「高圧洗浄機」がゲットできます。
勿論、翌年の住民税は28,000円控除されますので、これも自己負担が2,000円です!
※(一部は当年の所得税から控除となります)
次に、大事な条件についてお話しします。ここを読み飛ばすと「話が違う~!!!」という事になりますので、必ず目を通してくださいね。
ふるさと納税で控除されるための条件
先ほどの「高圧洗浄機」の例で言うと、静岡県小山市に30,000円のふるさと納税と行うと、翌年、お住いの自治体の住民税が28,000円控除(支払いを免除)されるのですが、条件とはふるさと納税額には上限があるという事です。
あくまでも参考程度ですが、おおむね下の表のような上限があります。
※ 表はあくまでも目安ですので、詳しくはお住いの役所にお問い合わせください
Aの「共働き」とはどちらかを扶養していない夫婦のことです。
Bの「夫婦」とはどちらかを扶養している夫婦のことです。
中学生以下の子供がいる夫婦は控除額に影響がないので、この表の「子供」に当てはめません。夫婦間で扶養があればB、扶養がなければAになります。
このようにふるさと納税には納税額(寄付金額)に上限を設けています。上限を超えた分は控除(支払を免除)の対象になりませんので、文字通り寄付になります。
上限がきわどい場合は役場に問い合わせて上限を超えないように気を付けましょう。
という訳で、表のように普段から税金控除の恩恵を受けている人ほど上限が低く設定されていますね。
上の表は一例でしかないので、下のリンクから詳しい表を確認できます。
下の表もあくまで目安に考えてください。諸条件によって金額が変わりますので。
総務省ホームページより
どうやってふるさと納税をするの?難しくないの?面倒でない?
ふるさと納税の魅力はお伝えした通りです。
では、その方法についてお話していきます。
ふるさと納税は、昨今のブームから色々なサイトから行うことが出来ます。
今回私がふるさと納税をするにあたって、かなりの時間を要して様々なサイトをサーフィンしてきました。
そこで、お得感、使い易さ(手軽さ)、返礼品の質、などを検討してきた結果「ふるなび」が1番お薦め度が高いかな、と確信にいたりました。
「ふるなび」さんは返礼品から自治体を探す際に、いわゆるショボイ返礼品が極めて少ないです。どこもかしこも見境なく自治体と提携を結ぶのではなく、条件や返礼品の質に拘って絞り込んだ提携を心がけているとのことです。
さらに、ふるさと納税金額(寄付金額)の1%に相当する「Amazonギフトコード」の取得を受けられます。
※ 寄付した日の翌々月の末日から半年間、「ふるなびマイページ」でAmazonギフトコードの取得ができます。
更に、私的に決めてとなったのは他のサイトにはなかなか見られなかったものが「ふるなび」さんにはあったのです。
それが、先の例でも記したように「家電」の返礼品が充実していることです!!
今回は手始めに家族みんなが喜ぶもの「蟹」で、ふるさと納税デビューを果たした後、目当ての家電に手を出そうかと企んでいる訳です。
「ふるなび」でふるさと納税を行ってみる
「ふるなび」のトップページに進みます。こちらをクリックしてください。
そして会員登録を済ませます。
ここから「ふるなび」さんのホームページ画像を使って私が行った手順を説明していきますが、ホームページ画像は更新などにより変わっていく可能性が高いのでご了承ください。
「ふるなび」会員登録
下画像の赤丸の「ログイン」を押します。
次の画面で赤丸の「無料会員登録」をクリックしてください。
会員登録画面では、「必須項目」を全て入力します。
利用規約を読んで良ければ利用規約承諾のチェックボックスにチェックを入れます。
入力、確認して良ければ「送信する」ボタンをクリックします。
会員登録が完了しました。
そして、赤丸の「マイページ」に進みます。
ここから返礼品の配送先を入力します。
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配送先の入力を済ませたら下準備は終わりです。
お疲れさまでした。
「ふるなび」から返礼品と自治体を探してみる
今回、私は「蟹」と決めていたので、ズバリ「蟹」というワードで検索も掛けられるのですが、どんな返礼品があるのかな・・・
と色々と物色するのも楽しいですよね。
そこで返礼品から納税先(寄付先)自治体を決めてみたいと思います。
準備する物は、支払いをするクレジットカードを手元に用意します。支払は振り込みもできますが、Amazonギフトコードの取得にはクレジットカード決済が条件です。
また、クレジットカードは支払い入力時分割など多様な支払方法が用意されているので便利です。
「ふるなび」にログインします。
そして、下画像の赤丸「返礼品カテゴリーの選択」をクリックします。
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上画像の赤枠のように沢山のカテゴリーが表れました。
ちなみに、先ほども書きましたが、下画像のようにカテゴリーに「家電」があるふるさと納税サイトはほぼありません。
某総務大臣が過去に、高額な返礼品の自粛を求めたからだそうです。
しかし、地方活性化を促進させるためなんだから「まぁ、まぁ~」というその後任の総務大臣になってからはまた少し、高額返礼品が顔を出してきているそうです。
それでも、家電を圧倒的に扱うサイトは私が知る限り「ふるなび」さんだけですね。
話がそれましたが、私は今回「魚介類」のカテゴリーを選びました。すると下図のように魚介類の中の様々な下層カテゴリーが表示されてその全部にチェックが入っています。
蟹にたどり着くため一度上層カテゴリーのチェックボックスのチェックを外します。
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そして再度下層カテゴリーの目当てのチェックボックスにチェックを入れます。
すると、目当ての返礼品がズラ~っと並びます。
そして私は北海道、根室市のある一品を選びました。
「ふるなび」でふるさと納税手続きを済ませる 簡単でした~
先ほどの最後の画像、赤枠の「寄付を申し込む」をクリックします。
同意事項に目を通し、良ければ下赤丸のチェックボックスにチェックを入れます。
下画像の①はワンストップ特例制度と言って、普通、ふるさと納税は控除を受けるために、確定申告を行わなくてはなりません。
しかし、この制度を利用すると、自動的に控除分を差引いた住民税が給与から引き落とされるため、自分で確定申告を行わなくて良いという制度です。
但しこの制度を利用するには、その年のふるさと納税先が5自治体まで(1つの自治体に2回は1カウント)、ふるさと納税する人が普段から税金を天引きされて給与を受け取っている給与所得者であることが条件です。
ですので、この2つの条件を満たさない方は①と②にはチェック、入力は必要ありません。
赤枠の内容を選択していきます。
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確認内容をよく確認して、OKなら「送信」ボタンをクリックして、今度は支払い手続きのページに進みます。
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今回、私はクレジットカードでの支払いを選択したので、その方法を紹介します。
下画像、赤枠内の「Yahoo!公金支払へ」をクリックします。
クレジットカード情報を入力していきます。
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Tポイントホルダーの方は、Yahoo!にログインしておくとポイントが反映されるようです。
この画面からログインができるので大丈夫です。
確認画面に行きます。ここで内容はよく確認してください。ここで確定したら支払いの取り消しはできなくなります。
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支払いの証明を紙面で残せるように印刷ボタンが用意されています。
まとめ
どうでしたでしょうか、簡単に出来てしまいました。
注意事項として返礼品のお届け日時の指定はできないようです。
それと返礼品と一緒に届く書類の中に、①寄付金受領証明書、②ワンストップ特例制度の特例申請書が同封されています。
①の寄付金受領証明書は自治体によって届くタイミングがちがうので同封されていないケースもあるそうです。
以下のタイミングもあるそうです。
・お礼の返礼品とは別に、寄附後1~2ヶ月後に発送される。
・確定申告が始まる2月中旬までに、1年分の寄附の総額を記載し、まとめて発送される。
②も同封されないケースがあるそうです。その場合は下記からダウンロードできます。書き方も簡単です。
※ ワンストップ特例制度を利用するには必ず寄付先の自治体に送付しなくてはいけないので注意してください。
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