ボスニアにあった世界最古のピラミッドと地下通路 古代人の驚くべき科学力 | Tekutekuスタイル

ボスニアにあった世界最古のピラミッドと地下通路 古代人の驚くべき科学力

ミステリー

この前の9月29日、フジテレビ系で放送された「世界の何だコレ!?ミステリー」を観てました。

 

その中で世界最大、世界最古のピラミッドがボスニア・ヘルツェゴビナのヴィソコという町で発見されたかもしれない~という話がありました。

オーパーツなどの古代の文明の不可思議なエピソードに興味がある私には、ワクワクする話でしたので紹介したいと思います。

 

 

ピラミッドと認定されれば世界最大かつ最古のピラミッド

 

それはなんと、山の下にあるのです。

 

というか古代のピラミッドが古すぎる上に、その辺り一帯が湿地帯のためにピラミッドが山に埋もれてしまったと発見者は語っていました。

発見者は考古学者で世界中のピラミッドを研究してきたサム・オスマナギッチ博士です。

博士はピラミッドのあるヴィソコという町の隣町の出身で、幼いころから山の形がピラミッドの形をしていたのを不思議に思っていたそうです。

 

そしていざ、調査を開始してみるとピラミッドの外壁らしきものが現われ、今では世界中から有志のボランティアの方々が集まり発掘調査を行っています。

まず、そのピラミッドの外壁なんですが、人工的に作った石のブロックを積み上げたような形になっています。

 

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その外壁に使われている人工的なブロックは、色々な石を集めて粘土で固めた、今でいうコンクリートのような物なんだそうです。

今まで見つかっている多くのピラミッドは天然の石を切り出して積み上げて作っていますので、随分と近代的な感じがします。

それなのに、ピラミッドを覆っている土を調べると12、000年前の物と判明したそうなのです。

今まで知られているピラミッドの中で一番古いものはエジプトのジェゼル王のピラミッドで約4,600年前なので段違いに古い建造物です。

しかも大きさも、今まで最大とされていたクフ王のピラミッドも遥かに上回る大きさになります。

 

技法はコンクリートを使って近代的なのに、歴史は1万年以上前というから驚きです。

そのころ、ヨーロッパは氷河期で、日本ではやっと縄文時代が始まったころ、始め人間ギャートルズの時代ということだそうです。

 

もし博士の仮説どおりピラミッドなら凄い大ニュースなんですが、ボスニア内戦時代の地雷があちこちに埋まっててなかなか発掘作業が進まないらしいのです。

発掘が進まない理由はもう一つ、発掘調査の資金だそうです。

その為、多くの人々が発掘作業のお手伝いに、ボランティアで博士のもとに集まっているのです。

(発掘は下の画像の赤丸のあたりのみ)

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それと、この山の山頂には、中世ボスニア王国の遺跡が建っていました。

(上から見たピラミッド山頂 白く見える建物が約700年前に建てられた中世遺跡)

 

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おそらく、ボスニア王国の人々はこの山がピラミッドであることは知らなかったのでしょうけど。

それでも神秘のパワーがこの山頂にあることは解っていたのでしょうか。

さらに、このピラミッドの他にこの街には山に覆われたピラミッドらしきものが全部で5つもあるそうなのです。

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迷宮のように巡らす地下通路の存在

そして町の下には古代人が掘った巨大地下通路が入り組んでいて、5つのピラミッドはこの地下通路で繋がっている可能性があるそうです。

そして、その地下通路を担当に発掘を任されている男性が、案内人となり番組は進行していました。

地下通路の外壁は、ピラミッドの外壁と同じコンクリートで固められているそうですから、同じ文明のものの可能性が高いようです。

(地下トンネルの壁はピラミッド外壁と同じコンクリート)

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そして地下通路は単調でなく、幾つも幾つも分かれ道があり一度迷ったら出て来られないほど入り組んだ迷宮のようになっていました。

その地下通路の入り口から3km離れた「最大のピラミッド」まで行く途中に小さな部屋のようなスペースがあり、そこで数々の不思議な物が見つかったそうです。

これは滑らかな円盤状の石なのですが、中央に割れ目があり、一度割ってからくっつけたものだそうです。

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これは絵が描かれた石

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これは石で出来た用途不明の物、左の石には女性のような絵が描かれている

 

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そして文字が書かれていた石

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文字はヨーロッパで一番古い文字のうちの1つだったそうで、解読すると次のように書かれていたそうです。

「ゲートは閉ざされた、ゲートが開くまで戦わなければならない」

 

また、案内人が「もっと不思議なものを見せてあげる」と自分のタブレットを取り出しムービー画面で洞窟の空間にレンズを向けます。

すると肉眼では見えないのに、ムービー画面には白い光のような小さなものが右に左に、上に下に飛んでいるのが映っています。

(赤丸の中の白いように見えるもの)

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まるで蚊やハエのような動きです。

そのカメラにしか映らない光のような物体は何なのか、今のところ解っていないそうですが何かのエネルギー体であろうという事でした。

現代の私たちが知り得ない何かを、古代人の彼らは解っていてそのエネルギー体を利用していたのでしょうか・・・

怖いというより、なんかロマンを感じてしまいます(^.^)

そして、更に奥に進むと水が溜まったエリアがあります。

 

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そこはなんと、1万年以上も前の古代人が作った地下通路に用水路まであったのです。

しかも用水路は2層にもなっていて万全を期していたそうです。

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ここまで来ると彼らの文明は相当発達していた事は間違えなさそうです。

しかし、こんなに立派な地下通路なのに不思議なのは、この地下通路、何故かまた土を入れて全て埋め戻してしまっているようなのです。

今、地下通路の発掘作業はコンクリートの壁を崩さないように、手作業で少しづつしか進まない地道な作業になっているようです。

ちなみに、番組ではこの事は放送していませんでしたが、一番大きいピラミッドからは頂点から上空に向かって(宇宙に向かって?)エネルギービームをずっと放射しているそうです。

 

何かの信号を送っているのでしょうか?

これから、どんな驚きの発見があるのか非常に楽しみですね。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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