10/25放送の、朝の情報番組「ビビット」で乳がんの特集をやっていました。
とても為になる内容でしたので、見逃した方の為にもここで掲載させて頂きます。
2003年の乳がん患者数は4万4千人だったのに、2014年では7万9千人と、10年で2倍弱までに増えています。
タイトルにもあるように、日本人の乳がん患者は11人に1人、30歳から64歳までの女性の死亡原因の第一位になっているそうです。
しかし、乳がんは早期発見さえしていれば、決して恐ろしい病でなく、治る病気と言われています。
乳がんは、自覚症状がなくても唯一触って解る癌なので、早期発見をするためにも自己触診を行うように、という事でした。
具体的な乳がんセルフチェックの方法
番組では、乳がん発見のきっかけは6割の人がセルフチェック、特に自己触診だと伝えていました。
一応、裏をとるというわけでもありませんが、他の情報ソースも見てみました。
すると、2017年にドコモ・ヘルスケア株式会社が160人の乳がんを患った女性に対して、アンケートを行っていました。
その中で、「乳がんに気づいたきっかけ」の第1位が、セルフチェックで40%の方が答えたそうです。ちなみに第二位はマンモグラフィーで37%、第三位は超音波検査で19%だったそうです。
こちらは、160人のアンケートですから、絶対数に違いがあるかもしれませんが、セルフチェックが第一位というのは一致していました。
ではセルフチェックには、正しいやり方というのがあるのでしょうか。
ビビットで紹介していた、セルフチェックの紹介です。
先ずは、両手を上げて目視で確認するそうです。毎日ちゃんと見ていれば、変化にも気付くといいます。
次に触るのですが、円を書いて渦巻を描くように触っていきます。
ここで硬いものが無いかチェックします。
脇の下も、しっかり確認しましょう。
次に触診の参考に、どこの部位でシコリガ多く見つかっているのかを紹介します。
下の画像の円形の図で示されています。
円形の真ん中が乳輪です。そこより上側の部位で見つかるケースが圧倒的に多く、全体の7割を超えています。
セルフチェックは最低でも毎月一回、念入りにした方が良いそうです。
毎月していれば、わずかな変化にも気付くことができると言います。
さらに、時期としては生理後3日目くらいが良いと言っていました。
授乳中は自己触診でも解りずらいので、気になる点があればマンモグラフィーを受診してくださいとのことです。
授乳中の方でも、マンモグラフィーは問題ないそうですので。
シコリの硬さ、大きさってどれくらい??
私も家でたまに、こんなことがあります。
正直、あると言われればあるようにも感じるし、気になると切りがないような、よく分んないというのが、正直なところです。
念のため、病院で診てもらったこともあります。
でも今日の番組で、そのシコリの硬さと大きさの目安を紹介してくれていました。
これが明確に解ると、触診していてもとても参考になりますよね。
下の画像で、ヒョウタンのような球が重なってい綴ってあるストラップの写真がありますね。
乳がんは癌細胞が出来ると、1cm未満の大きさで硬く凝り固まり、10年から20年の間潜伏しているそうです。
上図の赤い横線の上部分の玉が、この時の癌細胞のモデル。
その後約2年で、1cmから2cmの大きさに肥大していくそうです。
このストラップはよく出来ていて、硬さも癌細胞のシコリとそっくりだそうです。
その硬さとは、スタジオのみんなが驚くような硬さのようです。
口々に言っていたのは「えっ?こんなに硬いの?!」と驚いていました。
例えると「木」のようだそうです。
木って、相当硬いんですね。
まとめ
記憶に新しいのは、小林麻央さんも乳がんでした。
番組ではセルフチェックを毎月行うことを推奨していましたが、先のドコモ・ヘルスケア株式会社のアンケートでは、早期発見者(ステージ0・ステージ1の方)の半数以上は、2年に1回以上の頻度で検診を受けていたそうです。
日本の乳がん検査の受診率はまだまだ低く、約4割だそうです。
欧米が8割と言いますから、まだまだ意識が低いのが現状です。
でも、ここ10年で乳がん患者数が約2倍にまで膨れ上がっている現状を考えると、なんとか意識を持って頂きたいですね。
命は本人1人の為だけでなく、とりまく家族や大切な人のことも考えて・・
番組で紹介していた、癌細胞を形どったストラップですが、大きさ硬さを知るのにも参考になりますね。
ストラップはここで手に入れることができます。
今夏も最後まで、お読み頂きありがとうございました。
追記:
後日、「妻に」と頼んだストラップが届きました。
小ぶりで可愛らしいものでしたよ。
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