スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジックを読んでみた | Tekutekuスタイル

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジックを読んでみた

ミステリー

今年読んだ本で最高の一冊

つい先日、グーグルで心の知能指数EQに取り組んでいるチャディー・メン・タン氏の「サーチ・インサイド・ユアセルフ」という本を読んで刺激を受けたところですが、そのチャディー・メン・タン氏が絶賛したという本なので読んでみることにしました。

これはアメリカのスタンフォード大学で脳外科医、教授をしているジェームズ・ドゥティ氏が経験した実話です。

恵まれない生い立ちから子供の頃に描いていた夢を叶えます。

その夢を叶えるまでに起こる、色々な出来事やみなぎる勇気、奇妙な偶然などのエピソードがとても面白いです。

更に氏は「なぜ世の中には見返りを求めない愛情を差し出す人もいれば、冷血な人がいるのか?」などという疑問を医学的、科学的に心と脳と心臓の仕組みを解明しようと研究をしています。

著者の苦悩の少年時代から成功、失敗、気付き・・・

引き寄せの法則に裏切られた、信じられない、うんざりしたという方も是非読んで頂きたい一冊です。きっと何かを得ることが出来ると思います。

最後まで感動させられます。

今回は本の中に出てくる引き寄せのワークを、私なりのフィルターを通して備忘録的に残そうと記事にしました。

ワークの順番は記事の順番通り「身体のリラックス」⇒「頭の中を静める」⇒「心を開く」⇒「未来を想像」です。

身体中の筋肉をリラックスさせる

1. リラックスの訓練を行う時間と場所を確保する

2. ストレスを感じていたり、他の事に気を取られていたり、お酒を飲んでいたり、疲れている時以外の時間で行う

3. はじめる前に数分座って、ただリラックスする

そしてこの訓練で達成したいことを考える。練習の意図をはっきりさせる

4. 目を閉じる

5. 鼻から息を吸って、ゆっくりと口から息を出し、3度深く呼吸する
この呼吸を慣れるまで繰り返し、呼吸そのものが集中を乱さないように注意する。

6. この呼吸法に慣れたら座り方に意識を向け、私を見ている私自身を頭に思い浮かべるようにする

7. つま先に意識を向け、リラックスさせる。
次に足に意識を向け、筋肉を緩める。呼吸を続けるごとに足が溶けていく様子を想像する
つま先と足だけに集中する、初めは気が散ったり他の事を考えてしまいがちですが、そんな時はまた、つま先と足の筋肉を緩めることから始めましょう。

8. ふくらはぎと太ももをリラックスさせる

9. 腹筋と胸の筋肉をリラックスさせる

10. 背骨に意識を向け、背骨に沿った筋肉を緩めて肩と首もリラックスさせる

11.顔と頭皮の筋肉も緩める

12. 全身の筋肉をリラックスさせ次第に心が静まっていくのを感じる
良い気持になっていることを感じるようにする。
ここまでくると眠ってしまうこともあるが、練習を積むと眠らずにいられるようになる

13. 心臓に意識をむけてゆっくりと呼吸しながら、心臓の筋肉をリラックスさせる
身体がリラックスして呼吸がゆっくりになるにつれ、心拍もゆっくりになることに気付くでしょう。

14. ゆっくりと息を吸い息を吐き続けよう 穏やかなフワフワと浮いているような平穏な気持ちになってくる。自分の存在を感じよう

15. リラックスしている感覚、平穏、温かさを意識して記憶する

16. ゆっくりと目を開ける。目をあけたまま数分間何も考えず座り続ける
呼吸とリラクゼーションは心を手なずける第一歩

急性ストレスへの対策

人は驚異や生存に関わる恐怖を感じたりすると「闘争・逃走反応」といって身体に大量のアドレナリン、コルチゾールという物質が出てきて、戦闘態勢になるそうです。

これが長く続くと、怒り、ふさぎ込み、不安、頭痛、胸の痛み、不眠、免疫不全などの負の影響が身体と心にでるそうです。

頭の中のお喋りDJを黙らせる

人の頭の中はいつもいつも、自分に語り掛けてくる自分がいる。その多くは否定的な考えであったり真実でないことが多いもの。語り掛けてくる自分は本当の自分ではなく、聞いている自分が本当の自分。

1. 上記の「身体中の筋肉をリラックスさせる」を実行

2. もう一度呼吸に意識を戻す

様々な考えが浮かんで来たらまた呼吸に意識を戻せば良い、あまり気にしない

3. 心がどこか別の考えに漂わないようにマントラ好きな言葉やフレーズを何度も繰り返し唱えたり、ろうそくの炎や何かをジッと見つめるのも良いようです

4. 心を手なずけるには時間と努力が必要、すぐにできなくても大丈夫。

数週間、数か月かかることも

これが出来るようになれば、否定的な考えや集中を妨げるようなことに気持ちが向かなくなるそうです。

頭の中の「声」を止めると思考が澄み渡り、身体にも健康面で良い効果があるそうです。

5. これを1日に20分から30分行いましょう

脳の老化、記憶力のアップに繋がるかもしれないワーク

これらのワークが著者の脳の神経可塑性を向上させているかもしれないと言っていました。

神経可塑性とは

神経の可塑性(しんけいのかそせい)とは? 意味や使い方 - コトバンク
知恵蔵 - 神経の可塑性の用語解説 - 神経系は外界の刺激などによって常に機能的、構造的な変化を起こしており、この性質を一般に“可塑性"と呼んでいる。神経の可塑性は大きく3つに分けられる。1つ目は脳が発生していく時や発達していく段階にみられ...

心を開くワーク

著者はこれが一番大事だと言います。

これをおろそかにして、最初の大きな失敗があったと。

このワークは正直難しだろうなと感じました。著者も大失敗と苦しみがあったから出来たのだろうと思うのです。

でもできる内容から瞑想ワークを通して行う方が良いのだろうと思います。

「心を開く」とは「心を閉ざす」の反対です。

他人に対しての思いやりとか愛とか許すという事のようです。

嫌いな人、苦手な人を心の中で許し、受け入れて認めてその人の幸せを願うとい事です。

うーん・・ 難しそう(-_-;)

1. 今までのリラックスと、頭の中を空っぽにするまでを行います。

2. 今までの人生の中で、無条件の愛を与えてくれた人思い浮かべる

※ 「無条件の愛」は完璧ではなく、痛みや傷を伴う事があります。

かつてに一度でも、見返りを求めない愛を与えてくれた人を思い浮かべる

また、自分が無条件の愛を与えた誰かを思い浮かべても良い

3. その無条件の愛がもたらす満ち足りた感覚に浸りながら、ゆっくりと呼吸する

自分の欠点も含めた全てを受け入れてくれた感覚と、大切にされたことを感じる

4. 自分の大切な人を想い、無条件の愛を送る

5. もう一度、未完成な自分を無条件に愛してくれた人を思い浮かべる

6. 知り合いの誰かを思い浮かべて、無条件の愛を送る

その人の幸福な未来を見て、温かい感覚に浸る

7. 仲の悪い人や嫌いな人を思い浮かべて、人の行動は痛みの表れだと理解する。

その人たちを自分に置き換えて、間違いを犯す欠点だらけの未完全な存在として見る。

8. 自分に向けてくれた無条件の愛をくれた人を思い出して、それと同じ愛を嫌いな人たちに送る

9. 自分が出会う全ての人を、自分と同じ不完全な欠点のある人として見る。

10. 彼ら全てに無条件の愛を送り、彼らの反応は気にしない。大事なのは自分の心が開かれていること。

 

成りたい自分を描く

1. 静かな部屋に座り目を閉じる

2. 目標成し遂げてい事を思い浮かべる (誰かを傷つけたり、悪意あるものでないもの)

3. 全身を完全にリラックスさせる  (前述ワーク)

4. 呼吸に集中し、頭を完全に空っぽにする  (前述ワーク)

5. 目標や願いを考え、それを達成した自分を思い浮かべる

6. ゆっくりと呼吸しながらそれをイメージを浮かべ続ける

7. 目標を達成したり、願いを叶えた時の嬉しい気持ちを感じる

目標達成後の前向きな感情に浸る

8. 目標を達成した自分の具体的なイメージを加えていく。

どんな姿でどこにいて、周りの人の反応は・・・

9. 1日に1、2度からそれ以上、毎回10分から30分繰り返す。

毎回目標を達成した姿からスタートする。毎回少しずつ具体的なイメージを加えていく。

最初はぼんやりしたイメージも段々鮮明になっていきます。

10. どんなふうに達成したかは考えない。

練習によってイメージが鮮明になる

イメージを鮮明に、具体的に・・・

これは多くの引き寄せ体験者が語ることですね。

以前に記事にした、阿頼耶識とか臨場感とも関係がありそうです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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