私も妻も仕事上、日曜日に休みをとることは珍しいのですが、今日はたまたま私は日曜日に関わらず休みをとり、娘も部活がないとのことで娘を映画に誘ってみました。
娘はこの春から中一なので、そろそろ父親とは一緒に出かけなくなるだろうな・・との思いから内心ドキドキでしたがアッサリOKでした。
そこで娘が選んだ映画はディズニーの「ズートピア」でした。
ズートピアは大人でも十分楽しめる笑いと感動あふれるアニメでした
幼少期から娘とはよく映画館に足を運んだのですが、途中から私が寝てしまったり、更にはいびきをかいてしまったりと幾度とない失敗談があります。
今回も、たかが子供向けのアニメと思い、いかに寝ないで過ごすかを考えていました。
でもズートピアは違いました。
先ず、最初に感じた印象はディズニー特有の映像の綺麗さです。
そしてシュチュエーションは動物の社会ということですが、どのキャラクターも程よく擬人化されています。
以前耳にしたことがあるのですが「ディズニーはリアリティーを追求した絵のタッチと漫画チックな絵のタッチの境目に気をつけている」という話。
リアリティーな表現を追求していくと「ある境目」から観ている側は「好ましい、かわいい」から「気持ち悪い、気味が悪い」になるそうです。
ディズニーアニメはそのため、その境界線を超えないように細心の注意をはらいながら、リアリティーをある程度まで追求しているそうです。
このズートピアはそのタッチの2面性を上手くストーリーに組み込んでいるのだな・・と思いました。
あるシーンでは「リアリティーの気味悪さ」が上手く利用されていました。
その分、漫画チックなタッチの擬人化キャラクター達が、余計に愛らしく見えたのです。
それと、ディズニーはみんなそうですが、ストーリーの展開のテンポの速さ、ところどころに散りばめられた笑いもキレがあって本当に笑えました。
いつもなら上映が終わり、キャストの字幕が流れるころになると席を立つ人が多いのですが今回は席に留まり余韻にひたる人が多かったな、とも感じました。
上戸彩さんの声もお見事でしたし、アミちゃんの歌も最高でした。
とにかく大人も子供も楽しめるディズニーアニメで満足しました。
是非お薦めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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