人の悪口、陰口を言わなくなるとトラブルや面倒から抜け出すことができて、気持ちが軽やかで前向きになれたよ | Tekutekuスタイル

人の悪口、陰口を言わなくなるとトラブルや面倒から抜け出すことができて、気持ちが軽やかで前向きになれたよ

ミステリー

人の悪口、言ってませんか?

私は普通に、何か事があると言ってました。

でも、言っても言っても何も解決しないんですよね。

その「何か事がある」がまた次から次へと押し寄せてきます。

そして、また悪口というスパイラルにハマります。

そのスパイラルは、どんどん深く深くなるようです。

 

前に何冊か、斎藤一人さんが書いた本を読んだことがあります。

一人さんの本には凄く感銘をうけたので、今も時々人に勧めていたりします。

その中には色々な、一人さん流の教えが詰まってます。

斎藤一人さんは不思議な人で、本に書いてあるような教えを身をもって実践して、企業家としても大成功をおさめている人です。

本にはどれもワクワクさせられるような、自然と気持ちが前向きになるような考えや心構え、習慣が紹介されています。

 

例えば「他人からみて”お得な人”になるといいよ」とか「まず自分を大事にして、次に他人を大事にしないといけないよ」とか「正しいと思うことより、楽しいと感じることを選ぶといいよ」とか色々あります。

 

その中で、斎藤一人さんが特に重く言っていることがあります。

それは、「人の悪口を言ってはいけないよ」という事です。

これは一人さんの多くのお弟子さんたちにも言っていることで、「とても難しいことだった」と本音を明かしてくれているお弟子さんもいます。

「悪口を言ってはいけない」とは本人の前はもちろん、当人のいないところ、陰で言ってもNGだそうです。

陰口も悪口も、相手の魂を深く傷つけるそうです。

陰口も相手の魂のレベルでは知られていて、全ての良い行いが無駄になるくらい、とてつもなく罪深いことだそうです。

 

と、こんな事を本で読んで知ってはいましたが、その主張を信じたか否かについては半信半疑以下、3割信じて7割信じずというところでした。

というか、自分を正当化したくて信じなかったのだと思います。

私はついつい許せない事、納得がいかない事があると、その人を非難するようなことを言ったり愚痴ったりしていました。

それは正義感からくる愚痴だとさえ思っていました。

でも、斎藤一人さんから言わせると、そのような”地獄言葉”を発している人は心の中が”憎しみ”で一杯になると言います。

心が憎しみで一杯になれば、当然苦しい人生が待っているだけです。

悪口をやめるは意外と難しい

一人さんのお弟子さんも言っていたように、「人の悪口を止めるのは難しい」と私も感じます。

どうしても許せない事、理解しがたいことをされたりすると、誰かに聞いてほしくなってしまいます。

しかし、ひょんな事から悪口のスパイラルから足を洗えることができそうなのです。

今のところ職場限定ですが、もともと職場以外では「許せない事」があまり起こらないのでそのまま継続できたらいいな、と思っています。

 

今の職場に移って、3ヶ月になろうとしています。

そこの人間関係は今までの環境と比べてとてもギスギスしています。

大きく2つのグループに分かれて、裏でいがみ合っているからです。

勿論、表面上では話もするし、仕事に支障が出ているわけではありません。

でも、新しくやってきた私を取り込もうとしているのか、ただ聞いてほしいだけなのか解りませんが、両グループから執拗に相手グループの悪口、陰口を聞かされます。

 

もう本当にウンザリです。

言い分を聞けば両方の言い分が解るし、両者にも落ち度はあると思います。

そんな環境から私は「どっちの肩も持たない」と両者に宣言して、ただただ淡々と仕事をしています。

そんなデリケートな人間環境なので、絶対にウカウカと誰かについて陰口など叩けません。

 

こうして今の職場の人たちとは、今まで通りに付き合いながら、陰口も聞きます。

でもその陰口には決して参加せず、同情もせず、一歩引いた気持ちで付き合っています。

 

それまでの職場では、気の合う同僚と上司や誰かの陰口や愚痴を言ったりしていましたが、愚痴を言っても本当の意味で爽快にはなりません。

感覚的なものですが、陰口や悪口を封印すると、何かが変わってきました。

悪口を言わないって本当にストレスフリーになれる

 

何が変わったかと言うと、まず自分の重い気持ち、ウンザリとした疲労感がなくなりました。

陰口はしばらく、今まで通り聞かされていましたが、一歩引いて聞いているとあまり疲れません。

さらに陰口を聞いても参加しないので、段々どちらのグループも私には言ってこなくなりつつあります。

もしかしたら、そんな私を「解ってくれない人」と思ってきたかもしれませんが、そんなのどうでもいいし、気になりません。

 

さらに、両者のいがみ合いが少し丸く収まりつつあるようにも見えてきます。

いや、それは新しい新顔の私が入る事によって、自分の立場を解ってもらおうとヒートアップしていたイガミが元に落ち着いてきただけなのでしょう。

 

あと前と違うことは、あまり小さなことに拘らなくなってきたと思います。

きっと陰口によって、ネガティブな感情を知らず知らずのうちに増幅させていたのだと思うのです。一人さんが言う「心が憎しみで一杯になる」ということです。

さっき、「両者の言い分が解る」と書きましたが、その言い分が「そんな大したことではないでしょう」と思えてくるのです。

以前より捨てるべきもの、汲み取るべきものがスーッと判断できるようになりました。

 

前の職場でも、今ほどではありませんが、何かあればトラブルや他人の陰口が飛び交うこともありました。その中で1人、絶対に他人のことを悪く言わない人(30代女性)がいました。

自分が誰かの行為によって、不利益を被ってもです。

 

その人のことは、人として尊敬できるような人でした。

その人を見ていていつも思う事は、「心から楽しそう」だし「幸せそう」でした。

その秘訣はもしかしたら「悪口を言わない事」にあったのかもしれません。

 

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

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