映画「スマホを落としただけなのに」のストーリーで出てくるような、ハッカーによる偽のフリーWi-Fiがあることをご存じでしょうか?
2月21日、朝の情報番組「グッとラック」でこの偽フリーWi-Fiの恐ろしさについて、紹介していました。
偽フリーWi-Fiとは?
偽フリーWi-Fiとは、誰が何のために出しているWi-Fiなんでしょうか。
それは「悪意ある誰か」が「情報を盗み見するため」に発している詐欺環境です。
ハッカーはパソコン一つで、偽のWi-Fi電波を飛ばしてしまうそうです。
番組でも、セキュリティー会社の方が仮の偽Wi-Fiを飛ばして見せました。
すると、リポーター女性のスマホにWi-Fiマークが!
しかも、そのリポーターのスマホに出てくるWi-Fiの名前は、どのようにも設定できるそうです。
例えばマクドナルドのお店で、「マクドナルドWi-Fi 接続しますか?」なんてメッセージが出てくれば、安心して接続を許可してしまいそうですよね。
しかし、それが今回のような、偽のWi-Fiかもしれないんです。
偽フリーWi-Fiをうっかり利用してしまうと、どうなるの?
この番組では、セキュリティー会社の担当者が飛ばしたWi-Fi電波に、リポーターの女性があえて接続してみました。
するとリポーターが見ているインターネット画面が、そっくりそのままハッカー役のパソコン画面に映し出されました。
もちろん、そこから様々なIDやパスワードがのぞき見されてしまうと言います。
そして被害はそこで終わることはなく、リポーターのスマホカメラを利用してずっと盗撮、盗聴までできてしまうそうです。
偽Wi-Fiにだまされない為に対策はあるの?
イヤイヤ・・
お店にいて、そのお店のWi-Fi接続の案内メッセージが入れば、なんの疑いもなく接続してしまいませんか?
そこで気なるのは、その偽Wi-Fiの対策です。
番組で紹介していたのは、セキュリティーアプリを入れるということでした。
ただ、コメンテーターで社会起業家・大学院特任教授の正能茉優さんは、「こういうことも警戒して、私はポケットWi-Fiをいつも持ち歩いています」と言っていましたが、たしかにそれが一番安全かもですね。
調べてみると、今はけっこう安い値段からポケットWi-Fiってあるんですね。
業界最安値級のポケットWi-Fiです。
そのほかスマホ写真からあることが特定される??
ここからは、Wi-Fiとは別の話になりますけど、番組でやっていたので紹介します。
被写体の瞳から場所を特定される
今のスマホカメラって凄く正能が良くなってますね。
画素数だって1,000万画素越えなんてありますから。
その画素数で撮った写真をSNSにアップして、瞳を拡大するとそこに映っている景色から場所を特定できてしまうそうなのです。
実際に昨年9月に、あるアイドル女性があげたSNS画像の瞳から最寄り駅を特定されてしまい、ストーカーファンから暴行されるという事件があったそうです。
番組でも実際に専門家が検証したところ、瞳のアップ画像とグーグルストリートヴューだけで、たった5分で場所を特定してしまいました。
指紋が盗まれる?
写真を撮るときに、やってしまうピースサイン。
これも画素数が高いカメラで撮ると、アップして指紋が読み取れてしまうそうなんです。
その読み取った指紋で、悪用まで出来てしまうというから恐ろしい世の中です。
まとめ
考えすぎてもきりがないですが、知識として持っていても良いかもしれません。
でもWi-Fiからハッキングされてしまうと、その店を出た後もずっと監視されてしまうと思えばぞっとしませんか?
そんな悪事を考える輩は、フリーWi-Fiをあてにしてくる連中が集まるスポットへパソコン片手に現れているはずです。
ということは、いくら有名なカフェであろうと安心できないです。
残念ながらこの国も、無防備で過ごしていられる世の中じゃないかもですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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