これまで、アルコールの代用として我が家では次亜塩酸疎水の「ドクタープラス」を使ってきました。
ここへきて、さらに強力で安全な除菌剤を、新たに試してみました。
それが「アミノエリアneo」です。
大豆由来のアミノ酸成分で除菌する【アミノエリアneo】
「アミノエリアneo」は日本の会社「ピーキューテクノ」が開発した、安心の日本製です。
今までの消毒や除菌剤とは全く別のアプローチで除菌する、抗菌・抗ウィルス剤です。
アルコールとも、塩素系のものとも違います。
生産者の(株)ピースアンドキューズと、鳥インフルエンザ研究の第一人者、大槻公一教授との共同開発で生まれました。
大豆から抽出したアミノ酸と複合アミノ酸、数種類の化粧品成分で出来ているようです。
私が手指に試してみた感想は、無臭でサラサラというより、少しだけジェルっぽい粘り気を感じました。
そして数日間手指に付けても、手の荒れや刺激もありませんでした。
アミノエリアneoは医薬品ではないので、コンプライアンス的に「手指に使ってよい」という表現はできません。
これは今、多くの人が手指消毒に使っている「次亜塩素酸水」も同じです。
でもアミノエリアneoの安全性は、次亜塩素酸水をしのぐほどです。
アミノエリアneoの抗菌・抗ウィルスの除菌力
では、アミノエリアneoがどれくらいの除菌能力があるか、説明します。
先ずは、下の表を見てください。
上の表で一番強い菌に挙げている「セレウス菌芽胞」ですが、加熱しても死なない菌でたびたび食中毒の原因になっています。
菌の中で「最も殺菌が難しい」とされていて、100℃のお湯に30分浸けていても死なないことが解っています。
次亜塩素酸系の除菌剤でも、アルカリに傾いている場合は殺菌が困難です。(ハイターなど)
アミノエリアは、この強力な菌「セレウス菌芽胞」にも対応試験を通しています。
アミノエリアneoの抗菌・抗ウィルスの仕組み
アミノエリアが菌に対して、強力な破壊力があることは解って頂けたと思います。
では、ウィルスに対してはどうなんでしょうか?
ウィルスに対して、アミノエリアが「不活性化」する方法を紹介します。
ウィルスを構成している3要素。
「膜」と「核」と「タンパク質」があります。
そのどれかを壊すことで、ウィルスは「不活性化」するといいます。
ウィルスには「膜」が有るものと、無いものがあります。
「膜」があるタイプのウィルスに対しては、アミノエリアneoが「膜」に攻撃します。
「膜」がないウィルスには、「核」や「タンパク質」に攻撃して不活性化する仕組みです。
アミノエリアneoの安全性はどうなの?
アミノエリアneoは、その名の通り「アミノ酸」由来の除菌剤です。
大豆から抽出したアミノ酸成分なので、人体にも安全で間違って飲んでしまっても問題ないほどです。
さらに、間違って吸ってしまっても大丈夫です。
私の体験談として前述しましたが、頻繁に継続して手指に使っても刺激がなく気になりません。
次亜塩素酸水も中性から弱酸性ならば、かなり人体に安全ではあります。
ただアミノエリアneoは、次亜塩素酸水の弱点も補ってくれます。
次は、アミノエリアneoのアルコールにも次亜塩素酸水にもない、優れた点を紹介します。
アミノエリアneoが他の除菌剤と大きくちがうのは、ここ。
アミノエリアneoが、アルコールに勝る点、次亜塩素酸水に勝る点をまとめました。
除菌力が勝るのは、これまでの紹介で解って頂いたと思うので割愛します。
アミノエリアneoで除菌すると効果が28日続く
いの一番に挙げられるのは、「除菌効果の持続性」です。
ちなみに菌だけでなく、ウィルスにも持続性があります。
これはアルコールにも、次亜塩素酸系除菌剤にもない効果です。
次亜塩素酸もノロウィルスにも効くような、強力な除菌効果がありますが「持続効果」はありません。
例えばドアノブに、次亜塩素酸を噴霧したとします。
ドアノブの菌やウィルスは、除菌・不活性化されますが、同時に次亜塩素酸系除菌剤も化学反応をおこして、除菌効果はその場でなくなります。
これに対してアミノエリアneoも、噴霧したあと布で拭き取ると除菌(ウィルスは、不活性化)されます。
ここまでは、同じですが。
その後、拭き取ったドアノブか完全に乾いたとしても、アミノエリアneoの除菌効果が続きます。
菌なら噴霧後28日間「除菌」し続けるし、ウィルスでは7日間「不活性化」し続けます。
インフルエンザウィルスは、ドアノブに付くと数時間から1日生き続けます。
新型コロナウィルスは、驚異の3日から5日とも7日とも言われています。
圧倒的に「人」→「物」→「人」で感染するそうです。
だからアルコールも次亜塩素酸系除菌剤も、その都度ドアノブや手すりに噴霧しなくてはいけませんでした。
でも、持続性あるアミノエリアneoなら、その手間もある程度はぶけます。
とくに毎日満員電車に乗ってる人なら、洋服に噴霧すれば少しは安心ではないでしょうか?
保存期間が長い
先ず次亜塩素酸水のデメリットは、保存が難しいことです。
製品化された次亜塩素酸水は、おおむね1年が消費期限です。
また水道水などで希釈すると、さらに保存期間は短くなります。
まず紫外線を浴びると、効力を失ってしまいます。
更に次亜塩素酸系除菌剤は、汚れなどに反応して化学変化を起こします。
その化学変化が起きた後は、消毒効果が無くなってしまいます。
次亜塩素酸の保存が難しいと言われるのは、化学変化を起こしやすいからです。
対してアミノエリアneoの保存期間は、10年というから驚きです。
もちろん、紫外線にも弱くありません。
ちなみにアルコールは気化しやすく、保存期間が2年から3年と言われます。
その他
次亜塩素酸系の除菌剤は、高濃度だと金属を腐食させる性質があります。
しかし、アミノエリアneoは、金属を錆びさせるリスクは水道水以下ということで、金属への噴霧も問題ありません。
消臭効果に関しては、次亜塩素酸にも負けず劣らず優秀です。
アルコールは、消臭効果は期待できません。
まとめ
アミノエリアneoは医薬品ではありません。
なので生産者も、このブログのような紹介者も、公けに「手指に付けてください」と言ってはいけません。
コンプライアンスに引っかかってくるんです。
同じ理由で次亜塩素酸系除菌剤もコンプライアンス上、手指消毒を推奨してはいけないことになっています。
でも数多くの民間企業や、官である自治体で「手指消毒のアルコール代用品」として支給されています。
そんな背景をみて、我が家では次亜塩素酸水もアミノエリアneoも手指消毒に使っています。
ただしアレルギー反応や肌に合わないケースも考えられます。
手指消毒は自己責任でお願いします。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
追伸:
夜間や休日の体調不良に、ラインで医師の往診やビデオ診断ができるサービス。
友達登録しておくと、いざの時に安心かもです。
コメント