いつ何が起こってもおかしくない時代ですけど、まさか近隣で核戦争の危機が起こるなんて10年前には予測していたでしょうか。
今また米韓合同演習が始まり、北による新たな挑発行動があるのではないかとささやかれています。
この問題は非常に根が深く、複雑に絡み合っていて犠牲なき解決が困難に思うのです。
北朝鮮問題 外交での解決は新たな危機を生みだすという見方
仮に外交によってこの難を一時的に回避できたとしても、北の核の脅威という厄介な事実をちらつかせながら「ヤクザ国家」は更にやりたい放題、言いたい放題の外交戦略をとり、渋々にも関連諸国はわがままに付き合うこととなるでしょう。
するとまた北の国力は体力をつけ益々悪循環に陥るということになりますね。
核を持ち、国力を金銭的にも技術的にも膨らませていってしまえば、この国はそれこそ何をするかわかりません。
今までの素行の悪さをみても拉致問題だけでなく、外貨獲得に麻薬の製造販売を国家ぐるみで行っていたりしてきた国です。
核保有を公式に認められたあとは、諸外国に向って理不尽な要求を突きつけては脅し外交を行うに違いありません。
特に日本は北朝鮮にとって近隣の「恨みある先進国」です。格好の餌食となるでしょう。
そうしてこのヤクザ国家はどんどん体力をつけていくのです。
そして、この国の指導者は自分たちの立場を守ることしか興味がないのです。
国民のためはおろか、世界のことなんてどうでも良いのです。
ですから最悪のシナリオは世界中のテロ組織を牛耳るなんてことです。
北は兵器や核またはその技術を売り、テロ組織は莫大な金銭を北に支払うという構図です。
核技術や核爆弾は何も弾道ミサイルとかでなくても、「時限式核爆弾」であればテロリストも扱えるのかもしれません。
こうなると、いかなる大国、アメリカだけでなく中国、ロシア、ヨーロッパ諸国も「アジアの小国」なんて言ってはいられません。
表向きでは非難しつつも、水面下では北の言いなりにならざるを得ないのです。
こう考えると安易な外交的解決は新たな不安材料を生みだす可能性があります。
斬首作戦は可能なのか、作戦が成功したあとの反撃はあるのか
とは言え、武力衝突はあまりにも被害が大きくなるでしょう。
一歩間違えたら本当に日本は放射能と細菌兵器によるウィルスによってとても人が済めるような状況ではなく、世界からも隔離されてしまうようなことになるかもしれません。
一番良いのは多くの方が言うように北朝鮮という国を打つのじゃなく、金正恩率いる北朝鮮の今の政権の転覆でしょう。
勿論、そんな事はとっくの昔からアメリカや中国も考えてきました。
金正恩を打った後の国民が納得するであろう、指導者として中国などが密かに目論んでいたのが、マレーシアで暗殺された金正恩の兄、金正男でした。
しかし、その道筋は断たれてしまいました。
斬首作戦後の心配事
それでもアメリカの選択肢の中に斬首作戦があることは公然と言われています。
そこで心配なのは、金正恩の首をとったあとの報復はどうなるんだろう、という事。
◆ 即座に核弾頭を積んだミサイルが次々と発射されるのではないか?
◆ 朝鮮戦争の時と同じような構図でアメリカが押す新たな指導者と、中国が押す新たな指導者が立ち、今度はアメリカvs中国という形で、新たな衝突が起きるのではないか?
◆ また、斬首に怒る国民が反撃の旗を翻し、世界中に存在する北のスパイがテロを引き起こすなんてことも。
斬首作戦が成功した後 北の団結が強固になりアメリカ勢力に立ち向かう可能性は低い
但し、最後に挙げた北朝鮮国民が反撃の狼煙を上げるというのは考えにくいと思います。
これまで、金正恩は幹部を含めた国民を2千人以上も処刑し、その多くは公開処刑としてきました。幹部の中には「自分の上が次々と処刑されて、次は自分か」と恐怖におびえ、「やられる前にやってしまおう」と暗殺を考える者もいるそうです。
更に、多くの国民は金正恩は軍や兵器にお金を使い、国民を餓えに追い込んでいることを解っていて相当な恨みを持っていると言います。
日本だって戦時中はアメリカを罵倒することが愛国心のアピールだったので、皆が「鬼畜米英」と敵国を罵っていたのに敗戦が決まると直ぐに、戦犯と思われる兵隊幹部や政治家を非難しGHQにしっぽを振ったのです。
世界に点在する北のスパイはとても厳しく管理され、功績が上がらない者は国に呼び出され処刑されたり、収容所送りにされています。
斬首作戦が成功した時 反射的に弾道ミサイルの発射はあり得る
北の国民の多くが、恐怖政治と政権のミスリードによる貧困にはウンザリしていても、良い思いをしている幹部はいます。
それらの幹部は、政権が転覆した後自分たちも国民からの吊し上げが待っていることくらいは理解しているはずです。
そうした幹部がブレーキのこわれた暴走車のごとく、最後の悪あがきをする可能性はあります。
政権幹部たちの身の安全と中国亡命受け入れを約束
以前は中国が金正恩本人に亡命を促していたようですが、当の本人はその気は無く現在にいたっています。
今は、上記のような幹部たちの暴走が無いように、事前に水面下で幹部たちの取り込みが不可欠ではないでしょうか。
しかし、これはいつその打診が漏洩されてしまうか、リスクが大きい事ではあります。
それと政権人事のより詳しい解明も必要となります。
現に良い思いをしている人々なので、そう簡単に寝返るかも不透明です。
先制攻撃が絶対条件
今や水爆を手にしてしまった北は、電磁パルス攻撃が可能になりました。
これによって全米を「電気の無い世界」にしてしまうこともできるのです。
そうなると、流石にアメリカを持っても北の攻略が簡単に出来るでしょうか。
勿論アメリカ軍は世界中に強大な兵力を散りばめていますから、北の打倒は可能でしょうけど、アメリカの弱体化に勢いづく勢力は山ほどいます。
テロ組織はもとよりロシアや中国です。
まさに世界の混乱が深刻になることは間違えありません。
ですので、アメリカから限定的な電磁パルス攻撃を仕掛けるしかないと思います。
以前にクリントン政権で北に電磁パルス攻撃を仕掛けようとした時、韓国からの猛反発で断念したという話があります。
しかし、現韓国の19代大統領「文在寅」は北への圧力を決めた直後に、北への人道的支援として日本円にして8億9000万円を送ることを決定しました。
これにはトランプ大統領も呆れたコメントをツィートしましたね。
韓国に逃れた脱北者の団体も非常に怒っているそうです。
これって、このタイミングでなぜ?と多くの方が思ったと思います。そもそもこの大統領の本当の意思なのだろうか。
このタイミングでこれをやってしまって、国民からの支持をみても、外交面でみても不利な立場に置かれるという予想ができないものでしょうか。
本当にそんな予想も立たない人が、一国の大統領にまで登り詰めることが出来るでしょうか。
誰かの意図によって大統領が操られているのではないでしょうか。
現にその前の朴大統領はインチキ占い師の叔母ちゃんに操られていたのです。
そして現大統領の「文在寅」は政党内にいる北のスパイに操られているのではないでしょうか。
韓国は「セヌリ党」と現大統領が所属する「共に民主党」の2大政党ですが、「共に民主党」は祖国統一を謳い、北に温和的な政党です。
「文在寅」は大統領選挙中「当選したらアメリカより先に北朝鮮に行く」と言っていたくらいです。
政党内に北のスパイが何人いてもおかしくありません。しかも大物スパイが政党内で相当な実力者であれば今回のおかしなタイミングでの人道支援もあり得なくはありません。
もっと言うともしかしたら、大統領自身が・・・。怖いですね~
そんなわけで今回は韓国には事前予告なしで、可能であれば韓国には最小限の被害に留まるような形で電磁パルス攻撃を仕掛けるのです。
そしてミサイルも通信も機能しない状態で素早い斬首作戦と、中国との共同作戦で幹部の制圧を図るのです。
勿論、敵は陸地だけでなく海の中の潜水艦があります。ここからも弾道ミサイルを打ち上げる技術もあります。(長距離ではありませんが、日本は射程内)
ここは日本、アメリカ、中国による哨戒活動とミサイル防衛システムで防ぐしかありません。
韓国をないがしろにしたいわけではありませんが、同じ民族である為スパイがどこに潜んでいるかも解らないのです。
私のように韓国の政治の中巣に北のスパイがいると見ている人は多くいると思います。
いてもおかしくないのです。
そして、中国の願いは1つ、国境にアメリカ勢力が来てほしくないのです。だから北朝鮮というワンクッションは必要なのです。
でも今の北朝鮮政権は問題児。
だからここの協議もアメリカと取引をして、核の脅威を取り除くのに協力する代わりに、北朝鮮の色をアメリカ色に染めないでね。と約束を交わすのです。
という訳で、作戦はアメリカ、中国、日本での共同作戦が良いと思うのでした。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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