気持ちが落ちた時に試してみて欲しい簡単な立ち直り方法 | Tekutekuスタイル

気持ちが落ちた時に試してみて欲しい簡単な立ち直り方法

ライフ

自動運転から手動運転へ

気持ちが落ち込んでいる時に試してほしい、気持ちを上げる方法はズバリ「日常の生活、行動、仕草を自動運転から手動運転に切り替えてみる」という方法です。

かく言う私は、つい昨日この方法でさっぱり気持ちが楽になりました。

という事で記事にしようかと思いました。

・・で、自動運転とか手動運転とか言われても意味解らんわい!ですよね(^^)

無意識という自動運転システム

それは、無意識のうちにしている「いつものルーティーン行動」を意識して行う、という事です。

例えば、朝起きて学校や会社に出かけるまでの支度というのがあります。この行動はほぼ毎日同じパターンを繰り返していると思います。

するとそのいつもの行動パターンは特別意識をしなくても、無意識の状態で事を運んでしまうのです。つまりシャツのボタンを掛けている時、ボタンを掛けているということを意識して考えなくてもボタンを掛けているはずなんです。

ボタンを掛けている時テレビに夢中になりながらでもできるし、今日の予定を考えながらでもできます。

同居している誰かと話をしながらでもできますよね。

これが無意識に任せた「自動運転」ということになります。

この自動運転の状態は往々にして歳を重ねるごとに多くなります。経験値が豊富になれば鼻歌を歌いながらでもできる事が多くなるからでしょう。

料理だって初心者のころは、一つ一つ注意をはらいながら意識しないと出来なかったのに、ベテランになるともう自動運転で頭の中は、別のことを考えていたりします。

この自動運転の状態って言ってみれば「今を生きていない」という見方ができます。自動運転中、過去の失敗を後悔していれば過去に生きていて、先の心配をしていれば未来に生きています。もちろん、過去の楽しい想いに浸っていても、今後のワクワク計画を想像していてもです。

それでも私たち人間は、無意識というスーパー自動運転システムを搭載しているお陰で日常生活をおくれていると言っても過言ではありません。

無意識がなければ、靴を履くときもいちいち毎回「右足から履こうか?」「左足から履こうか?」と一瞬一瞬選ぶでしょうし、呼吸だって無意識がしてくれていると言います。

しかし、無意識はこんな便利なシステムでもありながら頭の中を現実から遠ざけ、ネガティブな想いで一杯にしてしまう悪行を働いたりします。

前述で「過去の失敗を後悔」、「先の心配」と書きましたが無意識がもたらす頭の中で上映される映画はそんなネガティブ映画が多い物です。

「過去の楽しかった思い」や「先のワクワク計画」の妄想は意外と無意識より意識的に行っていることが多くはないでしょうか?

これは無意識の領域にはこれまでのネガティブな経験や想いが、貯蔵されているからではないでしょうか。

人は嫌な事は忘れるように出来ています。でも本当に忘れているわけではありません。嫌な思い出はどこに消えていくのでしょうか。

それは無意識に放り込まれています。

引き寄せの法則と阿頼耶識(あらやしき)
引き寄せの法則とは 引き寄せの法則とは簡単に言うと「全ての出来事は自分が考えて来た通りになっている」とか「思った事は実現化する」と言ったところです。 阿頼耶識(あらやしき)とは 大乗仏教の考え方の中での潜在意識にあたる記憶、念の貯蔵庫のこと...

でもこれは、危険や逆境から身や心を素早く反応するために、無意識レベルで貯蔵されていると思います。

そのため、頭の中を無意識のなすがまま、好きに上映させてはネガティブな映画が上映され易くなります。

幼い子供のころはどうでしょう?育った環境はあるにせよ、大人と比べて無意識に貯蔵されたネガティブデータは少ないはずです。

ですので、頭の中に湧き上がる上映スクリーンはポジティブなものも多いのです。

意識を持って日常生活を手動運転に切り替える

前述で、『靴を履くときもいちいち毎回「右足からこ履うか?」「左足から履こうか?」と一瞬一瞬選ぶ』と書きましたが、まさにそう言うことです。

ただ、実はこのレベルには簡単には達しません。心配しなくてもそんな状態にはなかなかなりません。

無意識のうちに靴を履いてしまってから「あ、いま靴を履いちゃった」となるのです。

でもそれで良いのです。靴を履いてから「右足履いた」と後付けで意識することでも良いのです。

シャツのボタンを掛けている途中から、心の中でボタンを掛けている手、指に意識を向けるだけで良いんです。

歩くときも前に出す足を感じて、地面を踏んでいる感触を感じます。歩きながら呼吸を感じて・・・

なるべく自分の内面、特に身体(内臓も含め)に意識を向けていきます。

最初のうちは2分間で良いのです。そこから5分、10分と時間を増やしていけば良いのです。

私が気が楽になったというその日は気が向いた時に恐らく2~3分程度、何回かに小分けで行いました。

そうしているうちに、いつの間にか気持ちが軽く、穏やかに、前向きになっていることに気が付くはずです。

心の「基本設定」は幸福感

実はこれは禅や瞑想につながる考えだそうです。

瞑想では「目を閉じ、心の中を無にする」と言いますが修行僧でもない私たちにはハードルが高すぎます。

しかし、瞑想は色々なスタイルがあって、呼吸に集中するという基本的なやり方があります。

この瞑想の効果は多岐に渡りますが、心の掃除が出来て判断力や怒りなどの負の感情のコントロールなど今の現代社会に生きる私たちにも多くの恩恵をもたらしそうです。

ここに目をつけて瞑想を取り入れているのが、グーグルのチャディー・メン・タン氏です。

この方の瞑想例の一つとして、上記の内容があり実践したところ効果がありました。

私事ですが、厄介な問題に見舞われ気持ちが落ちていたときに実践したのですが、良い意味で開き直れて、「どんな結果が待っていようと受け入れよう」という穏やかな、気楽な気持ちになれました。

そして結果は色々な結末を想定していましたが、そのどの想定にも当てはまらない私にとって最高の結果で終わりました。

この「最高の結末で終わった」の部分は瞑想とは因果関係はないと思われがちですが、私の中では「ある」なのです。

瞑想の効果やエクササイズについてはこちらを一読してみてください。

そして、「最高の結末で終わった」の効果についてはこちらを一読してみてくださいね。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました