7月13日、日本テレビの「世界一受けたい授業」で、日本人は世界一キレると何をするか解らない民族だと言っていました。
そう説明するのは、認知神経科学者の中野信子先生です。
番組では、昨今の「過激な行動に出る自粛ポリス」のような、正義中毒を取り上げていました。
何故日本人はキレると何をするのか解らないのか
しかも世界一とは…
そして正義中毒とは何なのか?
を紹介していきます
日本人に「切れると何するかわからない人」が多い理由
番組によると、イライラを抑えるのは脳の中にある「セロトニン」という物質だそうです。
そのセロトニンの分泌をコントロールするのが「セロトニントランスポーター」というタンパク質。
日本人はこの「セロトニントランスポーター」が世界で最も少ない民族だと言います。
これは、イェール大学の医学大学院の調べで解ったそうです。
日本人は遊びが下手だとか、真面目な気質だとか言われますが、それだけにこのような性質もあるんですね。
特に、一見「良い人そう」に見える人が、腹の中では不満を抱えているケースがあります。
そういう「良い人」が不満を爆発させると、何をするかわからない、というケースもよく聞く話ですね。
そして日本は災害が多い国なので、昔から集団行動を重んじてきたそうです。
集団行動を重んじれば、多かれ少なかれ自己犠牲を伴います。
日本の社会はそこに、ストレスやフラストレーションが溜まり易くなってます。
そして、集団行動のルールや輪を乱す者や、はみ出し者を攻撃してしまう習性を、「正義中毒」と言うそうです。
すぐキレるを防ぐためにやってみてほしいこと
では、「キレる」を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?
ささいな事でイライラしたり、キレたりするのは、脳が衰えている可能性があるそうです。
他人を許せない人は、脳が衰えているかも??
➀ 正義中毒になってしまう人の脳は、衰えている可能性があるかも
➁ 脳が衰えてくると、客観視できなくなる
➂ 客観視ができないと「他人を許せない」という感情を抑えられなくなる
ということで、これを改善する方法について、紹介します。
いつもと違う行動をとる
最初の改善方法は、番組で紹介していた方法です。
中野先生によると、脳の衰えを改善するには脳に刺激を与えることが良いということです。
それは、「いつもと違う行動」をとる事だそうです。
例えばいつもの通勤コースを変えてみたり、普段やらない運動をしてみたりと・・
そうすることで、脳には刺激が与えられ、活性化すると言います。
逆にいつもと同じ行動ばかりすると、脳には殆ど刺激がなく、衰えてしまうそうです。
いつもいつも、違う行動を意識するって、かなり大変そう
生活改善でセロトニンを増やす
セロトニンは幸せホルモンと言われ、近年では脳内の幸せ物質の9割がセロトニンと言われています。
そもそもセロトニンとは、どんな物なのでしょうか。
・セロトニンはストレスを和らげる神経物質
(脳内にもあるが、体内セロトニンの9割は腸内にある)
・セロトニンが分泌されると平常心や安心感を得られる
・セロトニンによって、頭の回転も早くなる
・セロトニンは体内で自然に作られる物質
・セロトニンが不足すると慢性的なストレスに陥る
・セロトニンが不足するとイライラ、やる気の減退、協調性の欠如に陥る
・セロトニンが不足すると不眠やうつ症状にもなる
ざっと挙げてみましたが、いかにセロトニンが大事な物かお解かりいただけたと思います。
セロトニンは、体内で自然に作られるものなんですが、生活の中で、セロトニンの分泌を促すこともできます。
日光を浴びる
日光浴の時間と、うつ症状との関係性は、よく聞くところです。
実際、日光浴をすることでセロトニンの分泌を活性させると考えられています。
特に、起床から30分の間に15分から30分くらい、日光を浴びるとよいと言われています。
リズミカルな運動をする
また、一定のリズムを伴う運動を反復しても、セロトニンが分泌されるとわかっています。
リズムを伴う運動と聞くと、ダンスやエアロビクスなどが思い浮かびますが、もっと単純な運動や行為でも大丈夫です。
・ウォーキング
・食事の時の租借(そしゃく)
・呼吸法(意識的な呼吸)
僕、貧乏ゆすりの癖があるんですが、貧乏ゆすりって「イライラしてる」と見られがちです。
でも本人はそんな気持ちはないんです
もしかしたら、セロトニンを分泌させるための本能行動なのかな??
食でセロトニンを増やす
食事で、セロトニンの生成に一役買うものがあります。
それが「トリプトファン」です。
トリプトファンは、体内でセロトニンになります。
トリプトファンは必須アミノ酸で、体内では生成されず、食べ物からしかとる事ができません。
トリプトファンがとれる食べ物は、次のとおりです。
豆腐 ・ 納豆 ・ 味噌 ・ 大豆製品 ・ 鶏ムネ肉 ・ 牛肉 ・ チーズや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品 ・ ピーナッツ ・ バナナ ・ 卵 ・ お米
セロトニンの分泌を助けるサプリメントもあります。
まとめ
日本人の集団行動、生真面目さは世界でも誇れる民族性である一方、その裏に正義中毒や「キレると暴走する」という面も。
それの理由の1つとして、幸せホルモンの「セロトニン」の欠如がありました。
でもセロトニンは、分泌を自分で促すこともできるといいます。
生活で取り入れるものや、食事やサプリメントで摂ることも可能でした。
今、沸いてきた怒りをコントロールできず、悩む人が増えてきています。
もし、そのような悩みがあるなら、この記事が参考になれば嬉しいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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