私の叔母(私の母親の姉)はもう5年くらい老人ホームに入所しています。
叔母は認知症を患っていますがバイタリティーの塊のような人でした。
それが、老人ホームに入所したころ私の母親に電話をしてきて殺気だった声で「助けて!!直ぐに迎えに来て!!」と助けを求めて来たそうです。
今では認知症になってしまった母ですが、その姉の声が忘れられないらしくこの出来事の記憶は鮮明にあるようで思い出しては「可哀そうだった・・」と胸を痛めています。
老人ホーム選びは「性悪説」で見てかかれ?
日刊ゲンダイの記事に書かれていた内容を掻い摘んでみます。
元教員のA子さんが高額有料老人ホームの地獄経験を語っています。
A子さんは長い間兄の認知症の介護を通いで行ってきましたが、体力の問題で老人ホームを探し始めたそうです。
その中で「医師の往診がある」「看護師が常駐」「入所者2人に1人のヘルパー」が気に入りある高額老人ホームに決めたそうです。
月50万円という高額料金が、かえって安心感を芽生えさせたそうです。
信じていた高額老人ホームに裏切られたA子さん
A子さんの老人ホームに対する信頼は入所早々に揺らぎ始めたそうです。
認知症で世話が大変だったのか、A子さんには知らされないまま薬を与えられ、それまでトイレなど自力で歩いて行けたのに、1日中ボーっとするようになり、足が動かなくなり、ついには寝たきりになってしまったそうです。
参考元 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/195656
私の叔母の話に戻りますが、私の両親が叔母が入所して半年くらいに面会に行ったそうです。
それまで老人ホーム側は「里ごころが付くからあまり面会には来てほしくない」と言っていたそうです。
ですから、入所早々は面会を控えていたそうなのです。
そして、面会に行くと上のA子さんのお兄さん同様、ボーっと生気がなくなっていたそうです。
しかも、面会中ホームの人が1人付きっ切りでいたそうです。
(なにか余計なことを言わせない為か、ただ、問題行動を起こした時に対応してくれるためかは解りません・・)
もちろん、全ての老人ホームがこのような状態ではないでしょう。
老人ホーム選びは実際に見学に行くのはもちろん、朝、昼、晩など時間を変えて複数回見学に行き、色々な方面から検討するべきでしょう。
こればかりは家族しか頼れる人はいませんので。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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