今回はちょっとバカげた話になります。いつも不思議に思っていることを、私なりに仮説にした内容です。
何の科学的根拠もありませんので、そのつもりでお付き合いくださいね。
私の母は認知症になって約10年、その間いろいろと症状を変化させてきました。
ここで言う症状と言うのは、いわゆる「周辺症状」のことです。
ここのページを覗いている方でしたらお解りと思いますが、認知症の症状には「中核症状」と「周辺症状」があります。
中核症状とは認知症患者誰にでも起こる共通の、記憶障害や判断力の障害、実行機能障害などの例です。
対して「周辺症状」は、個人差があり認知症患者誰にでも現れる症状ではないものです。
徘徊や幻覚、暴力などもその症状です。
母の「思い込みの」症状
私の母は2019年の今年、78歳です。
母の場合、幻覚や幻聴などはないのですが不可思議な思い込みというのがあります。
その思い込みのせいで、周囲は翻弄され続けてきました。
思い込みというか、本人にしてみれば「記憶」なのです。
だから、周囲の誰が否定しても「自分は見た」「聞いた」となるので、頑として聞きません。
例えば最初はこうでした。
「○○さんが私のバッグの中身を盗った」とか、持ってきてもいない荷物のことを「無い!」と言っては「盗まれた」と騒ぎ立てます。
これはよく言われるところの「物盗られ妄想」です。
否定したり問いただすと「○○さんが見ていて、私に教えてくれた」と言って、「○○さんとは誰か?」と聞くと母しか知らない、おそらく架空の人物だったりします。
次はいわゆる「色ボケ」が始まりました。
1つ年上の父との2人暮らしの為、父が色々と母の面倒を見ています。
その父が浮気していると言って、聞きません。
父がトイレに行くと、「愛人と電話をしているんだ」とか、「昨日の晩、こっそり家を出たのを知っている」とか・・
79歳の父がそんな夜な夜な出かけるような体力もなければ、母の世話でクタクタという毎日、そんな気力もありません。
この色ボケはだいたい夕方以降、日が暮れると始まります。
文句を言うだけでなく、無言で不機嫌になったり、感情表現はいろいろです。
この色ボケの期間は長く、5年は続いたと思います。
次は父がお店を開いて、商売を始めたという思い込みです。
父は仕事を引退してかなり経ちます。
しかも、昼間も母とほぼ一緒にいます。週に2回、デイサービスに母が通う以外、ずっと一緒です。
それでもお店を開いて、父がそこに毎日通っているという妄想を、現実のものとして思い込んでいます。
このように「物盗られ被害妄想」⇒「浮気被害妄想」⇒「お店で商売妄想」と変化しています。
妄想の内容が切り替わると、前の妄想は起こらなくなるようで、口にすることはなくなります。
最初の2つの妄想は「被害妄想」なので、怒ったり騒いだり、だんまりしたり・・・
父は大変悩み、困っていましたが、現在の妄想は父から言わせれば「ただの勘違いのようなもの」と、笑って話せるほど楽になったように見えます。
しかし、このような「妄想」は母のどこからやって来るのだろう、と不思議になります。
ちなみに、父は今まで「浮気騒動」を起こしたこともありません。
私が知る限り、浮気はしていないと思います。
周りの人から言わせると、父への依存度が高くなり頭の片隅にある「不安」が「妄想のシナリオ」を作ってしまうんじゃないか、と言います。
それは確かにそうかもしれません。でも私にはそれだけではない気がしてならないんです。
母にはないのですが、幻覚とか幻聴はどうなんでしょうか。
一緒にしては怒る方もいるかと思いますが、統合失調症の方も幻覚や幻聴に悩まされると聞きます。
脳は「考える臓器」という常識から離れて考えてみる
おことわり
母のように不思議なくらいリアルな思い込みや、幻覚幻聴などの症状について、私なりの考察を書いていこうと思います。
医学的な常識論と異なりますので、お付き合いして頂ける方のみ読み進めてくださいね。
あくまでも、私個人の仮説にすぎませんので。
脳があるからこそ、私たちは記憶し、思考することが出来るというのが常識的に考えられています。
でも、以前にこんな記事を書きました。
脳みそを持たない単細胞生物の粘菌を迷路に置き、エサをゴールに配置すると、粘菌はいつも最短コースで道筋をつくるという記事です。
植物だって、脳みそはありませんけどちゃんと生きるための仕組みがあって、繁殖し続けています。
ミミズだって脳があるのか疑問なところです。
粘菌の記事でも書きましたが、脳は考える臓器でなくて「受信機」の役割だという説があり、私はその説に賛同しています。
では何処からの何を「受信」しているのか、というと異次元の世界から自分の魂の意思や思考を「受信」していると思うんです。
すると、「脳の△△の部位が損傷すると、□□の判断が出来なくなるのは、脳が考えている証拠だろ!」という反論を聞きますが、それも受信機説で説明が出来ます。
「脳の△△の部位が損傷すると、□□の判断ソースが受信できなくなる」という説明です。
特にアルツハイマー病は、簡単にいうと脳にアミロイドβやタウタンパクが沈着して、ニューロンによる神経伝達に障害を起こし、次第に脳が委縮するという仕組みですね。
人の身体はもともと、どこかに機能障害がおこると、他の臓器や部位がそれを補おうとする性質があります。
つまり脳の中で、異常な神経原線維変化が起こるとそれを補おうと、受信機のチューナーが色々なチャンネルを探るようにまわり始めるのではないでしょうか・・?
すると受信機である脳は、常人では見聞き出来ないような「モノ」や「声」を広範囲に受信できるようになってしまうのでは??というのが私の仮説です。
バカげた仮説だという声も聞こえて来そうですが、下の例のような話はよく聞くことがありますね。
心臓専門医 M.Sabom は、脳死が確定された患者の臨死体験の例を詳細に報告している。
Pam Reynolds という35歳のアメリカの女性は、脳の大きな基底部の動脈瘤の手術のために90分間全身麻酔を施されていて、血圧はなく呼吸と心拍が停止し、脳波はフラットで血流はこの女性の脳からなくなっていた。1)脳波がフラットということは大脳皮質の機能が停止いていたことを意味している。さらに両耳につけた ear speakers が、脳幹の機能が完全に停止していたことを示していた。
2)時間的には55分間この患者の脳幹と心臓の機能が停止し、35分間彼女の脳から血流がなくなった状態になっていた。
3)以上のことが確認されている間に、この女性は典型的な深い臨死体験をしていた。
4)彼女は自己意識が頭頂部から引っ張り出されて体外離脱し、手術室の様子を上から見下ろし、その後渦巻き状のトンネルの中に吸い込まれ、トンネルを通過すると、その先に光があったという。その光の中で死んだ祖母と死んだ Gone おじさんと grea great おばさんの死んだMaggie と死んだ祖父に出会ったと述べている。
5)彼女の臨死体験には、科学的に説明ががつかない点がある。この患者は両耳に ear speakers を取り付けらていたので、何も聞くことができなかったにもかかわらず、自己意識が体外離脱したのちに、手術をしていた女医が“この患者の動脈と静脈はとても小さい”という声を聴いた。
引用先 https://www.fujitv.co.jp/unb/contents/160519_1.html
もちろん、このような例の全てが本当の話か?というと、そうでもないかもしれませんが、全てがウソか?と問われれば、やはりそうでもないと思うのです。・・私は。
上の例のように、脳の機能が完全に停止している時に、女医の声を聴いて内容を理解したり、死んだ身内の顔を認識したり、臨死体験を記憶しているのはどこの臓器なのか。
それはやはり、臓器ではなく魂としか考えようがないと思われます。
脳が受信できる周波数が変わり、異次元情報と繋がってしまう?
認知症に限らず、何らかの原因で脳の受信機機能が覚醒してしまうケースがあるんではないか?と考えているんです。
例えば、形態波動エネルギー研究所(IFUE)の所長である足立育郎さんは、生死をさまようほどの交通事故体験をしてから、異星人とのチャネリングが出来るようになったようですし、そのような例はよく聞きます。
また事故や病気だけではなく、ある年齢の時だけ「見えないはずのものが見えてしまう」という人もいます。
私の知り合いで、お母さんも、本人も14歳の一年間だけそのようになってしまい、怖い思いをした人がいます。
1年間だけ、受信チャンネルが拡大したのでしょう。
子供の頃、特に小学生低学年の頃まで、霊や妖精など異次元的な存在を見てしまう子供は多くいると聞きます。でも大人になると次第にその能力は消滅する人が殆んどです。
これも、受信機のチャンネルが予定より開き過ぎていたのが、予定数に落ち着いてくるという現象なのではないでしょうか。
まさに私の娘はその一例でした。今は見えませんけど。
また統合失調症と言われてしまう方々も、幻覚・幻聴を見聞きしてしまうと言われますが、一般的には疾患のせいとされています。
しかし本当に異次元の住民を見てしまっていたり、聞こえている人もいると思うのです。
ただネガティブな気持ちが強ければ、ネガティブな波動を持った異次元住人が近寄って来るので、良からぬメッセージを囁いたりするのではないでしょうか。
統合失調症の方や、認知症の方は「自己尊厳」を気付けられるケースが多く、このような深いネガティブ異次元住人が引き寄せられ、いたずらに声や映像を見せられ、コントロールされているのではないでしょうか。
前述したように、これはあくまでも私の個人的な仮説です。
ミステリーで非科学的な見解ですので、何とも言えませんが認知症患者をはじめ、そのような方にはなるべくポジティブな感情を持ってもらう事を心がけていると、「周辺症状」は良くなる事がある、というのも関係があるかもしれないと思います。
認知症患者は、出来事は忘れても感情はそのまま引きずると言われていますから。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
コメント