2017年秋の解散総選挙はとてもドラマチックな展開だった
今回の衆議院解散、総選挙はそもそも国民から見れば北朝鮮とアメリカの緊張が増す中「えっ?今ですか?」というタイミングで、政権の自己都合で実行されたと言われましたね。
そんな、ヒンシュクの中行われた解散総選挙でしたが、予想外のドラマがと展開されて一気に国民の関心が高まったのではないでしょうか?
私もヒンシュクを売っていた1人でしたが、知らず知らずのうちにドラマにハマってしまっていました。
周知の通り結果は自民党の圧勝、希望の党は大失速、立憲民主党が野党第一党になりました。
しかし、その後の野党党首へ向けて責任の追求劇が今の日本の政治家の醜態をあらわにしたと思いませんか?
総選挙後のマスコミをシャッタアウトしての民進党参議院議員への集まりでは、前原代表に対する不満が渦巻く空気の中、「何で代表が姿を現さないんだ!!」などの声があがっていたそうです。
そんな中、幹部の方がいきり立つ議員たちをなだめるように「醜態をさらすわけにはいかない、平和的に済ませよう」と切り出すと議員の不満が爆発したと言います。
激怒した議員たちからは「こっちは人生掛けてやってるんだ!」
「前原代表のせいで大勢の人たちが泣いてるんだぞ!!」
などの怒号が上がったそうです。
確かに前原代表にも負があり、責任問題が上がるのは解りますが・・・
責任を一人のせいにする姿勢に違和感を感じます。
前原代表は多分 良い人なんだろうと思う
2006年にも当時民主党の代表をしていた前原代表は「偽メール問題」で辞任に追い込まれています。
その時も若手議員が入手した「堀江メール」なるものの信憑性を確かめることなく、「堀江メール」が偽物だったのにも関わらず、それを武器に小泉政権に戦いを挑み返り討ちにあっています。
この問題も若手議員の言動を信用し「騙された」ような形でした。
そして、今回も小池百合子都知事との会談でどのような話があったのかは不明なままですが、騙せれたんじゃないの??という見方が横行しています。
勿論、危機管理という面で言うとトップとして問題はありそうですが政治家にしてこの純粋な面を持つ前原代表に対して個人的に好感を持ってしまうのです。
でも、つくづく前原さんは持ってないな~と・・・
悪者を1人に押し付け、責任を全て負わせようとする人たちに違和感
話は日本維新の会になりますが、議席数を減らしたことで当選した衆議院議員の間からは松井代表(大阪府知事)を降ろしの声が上がっているそうです。
代表選をやろうというのです。そこに元代表の橋下徹氏がツイッターで「お前が勝てたのは松井さんが知事をやっているからだ。ボケ!」と一括したそうです。
流石橋下さんです。衆議院銀たちは代表選をやって何をしたいのか?党の立て直し?自分の名誉、野心の為ですよね。今がチャンスということなんですよね。
民進党の先ほどの話もそうです。「人生掛けてる」のはどの仕事の人も同じです。人生掛けてやってるのは何ですかね。
日本を良くしようというお仕事にですよね。まさか地位と名誉のことじゃないですよね。
であれば、こんなところで怒っている場合ではありません、冷静になって次の手を考えるのではないでしょうか。
志がしっかりしている人であれば、責任は誰にあるか?どうしてくれるのだ?という事にエネルギーを注ぐような浪費はしないはずです。
志さえあればまた何とかなるという事を直感的に知ると思います。
人生は「選択」の連続で成り立っている言います。
選択は本来自己責任で行うべきです。
なので身に降りかかる出来事の大半は自分に責任があるのです。
そこを他者やリーダーに責任あり!と声高にテレビやマスコミの前で訴える政治家たちのみっともないこと・・・
政治家になる人は図々しいくらいでないとやっていけないのでしょうね。
前原さんが素直で、真っすぐな人に見えるのは私だけでしょうか?
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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