住宅や不動産関連で、「一括見積もり」や「間取り請求」が無料でできるタウンライフ。
僕はこれを便利に利用しつつ、結局どこの業者とも契約を交わさなかった経験があります。
今回は、その経験談を書いていきます。
タウンライフを利用したけど、1社も契約しなかったらどうなった?
結論を先に言うと、タウンライフを利用して、業者に見積もりをお願いしたのに、全てお断りした結果…
何も起きませんでした!笑
タウンライフは、土地の売買から間取り依頼など、あらゆる不動産サービスを展開しています。
僕の場合、タウンライフリフォームを利用しました。
全部断って完全スルーしても「何も起こらない」というのは、こういう事です。
■ タウンライフから、「どうなりました?」とか「どこかと契約を結びませんか?」などの一切のコンタクトはありません。
■ 業者から断りずらい空気や、威圧的な態度、しつこい営業などもありません。
■ 断ったあと、業者からのコンタクト(メールや電話を含む)も一切ありません。
このように、文字通り「何事もありません」でした。
ただ、それぞれの業者が実際に家に来て、こちらの要望などを聞き、施行予定部分を見て帰る「現地調査」は行いました。
そこでそれぞれの業者のアイデアや、助言、相場観を掴むことが出来たんです。
でも今回は、妻の知り合いの知り合いという、微妙な関係の業者にお願いする事になっていたんです。
けど実際の相場観も知りたかったので、地元以外の業者にも依頼できるタウンライフを利用しました
なぜ?断ってもしつこい営業がない?
タウンライフは無料な上、僕のようにお金にならないユーザーにもサービスを提供し、何故?営業もかけてこないのか?
タウンライフは一貫して、「一括見積もり」の窓口のみを担ってます。
ユーザーと業者の間に入り、交渉の仲介などはしてません。
これはタウンライフのメリットでもあり、デメリットでもあるんですが。
タウンライフに「一括見積もり」を申し込んだ後は、ユーザーと業者が直で交渉などやり取りをします。
形だけ見れば、普通の相見積もりと変わらないですね。
ただ、タウンライフのメリットは最初から優良な業者に絞りこんであるという点です。
話を戻しますが、タウンライフは無料でサービスを提供し、サービスを受けながら業者契約をしないユーザーに、営業やペナルティーも行わないのは何故でしょうか?
タウンライフの運営は、業者からの成果報酬で成り立っているからです。
つまりユーザーと業者を繋げるまでがタウンライフの役割で、タウンライフからしたら「マッチングさせた後の、ユーザー獲得は業者の魅力次第、腕次第」という事です。
その上、タウンライフは加盟店業者に対し、厳しい審査を行って施工方法や料金面でも指導をし、しつこい営業などユーザーに悪い印象を残すような行為はしてこないんです。
リフォームの成功のカギは、業者選びと言っても過言ではありません。
適正な相場観を掴むには、「相見積もり」業者の中に「悪徳業者」を入れないことが大切です。
悪徳業者が入ると、高くも安くも平均値を狂わせます。
正当な業者同士の見積もりなら、相場価格だででなくサービス内容や工程の違い、塗料の違いなど業者の強みや特徴も、公平に比較できます。
タウンライフ申込みの流れ
タウンライフに申し込んだ後の流れは、こうなります。
■ タウンライフへ申し込む
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■ 都道府県、市町村、住宅タイプを入力
■ 住宅に対する要望事項や、住宅の情報を入力
■ 個人情報を入力
(氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど)
■ 条件を受けてピックアップされた業者を閲覧
■ ピックアップ業者を選別
■ 申し込みフォームを送信
■ 各業者からアポイント(電話・メールなど)
■ 実際に話を聞いて、業者と商談に入るか断るかを決める
■ 商談後、契約か断るか保留を決める
タウンライフのサービスの種類によって内容が変わりますが、概ね上記のような流れです。
断る時は、タウンライフに断ってもらう事はできません。
「もしお願いする時は、こちらからまた連絡をします」と伝えておけば大丈夫です。
個人情報を業者にも開示しなくちゃならないのは、タウンライフのデメリットでもあります。
気になる人は、タウンライフの利用を考え直した方が良いかもしれません。
特にリフォームに関しては、実際に自宅に立ち会う「現地調査」が必要です。
自分で複数業者に見積もりをとる「相見積もり」でも、個人情報、特に住所は明かしますけど。
ただ、個人情報を最低限守る策もあります。
■ メールアドレスは「捨てアド」を使う
■ 業者はこちらが選別するので、ピックアップされた業者の詳細情報を見て関わりたくない業者は切り捨てられる
業者からの連絡方法は、申込フォームの通信欄に「メール希望」とか「電話希望」とか希望を書いておけます。
まとめ
タウンライフは「業者」と「ユーザー」との間に入って、交渉をしてくれるわけではありませんが、それがかえってユーザーにとって有利に働くこともあります。
1つは業者との交渉です。
交渉事は、実際に顔を突き合わせてするのとしないのとでは、結果が違う事が多々あります。
たとえば値引き交渉にしても、オンライン上で第三者を通して申し入れると、スパッと線を引かれたようにNGになる話でも、実際に業者と顔を突き合わせお願いすると「解りました」となる事があるんです。
もう1つは、業者への断り易さと、断った後の縁つなぎです。
基本、タウンライフの加盟店業者は「一括見積もり」が前提なので、タウンライフ経由のユーザーは「断られても当たり前」な見方をしています。
断る時に、断りずらい空気にもなりません。
また見積もりを取るということは「直ぐでなくても、いつかは利用したい」と考えての事だと思います。
もし仮に、タウンライフを通して業者を一括で断るとしたら、情を示すことなく機械的に断ることになります。
現地調査まで来て話を聞いてくれ、いろいろな提案をしてくれた業者に対してです。
自分で「今回は考え直したい旨」や「現地調査に来てくれた事」へのお礼も伝えながら、自分の言葉で断った方が、次にお願いする時にもしやすいかと思います。
この記事の結論
■ タウンライフを利用して、すべての業者を断っても何も起きない
■ 断るときに、断りずらさや空気もない
■ 断った後の、営業も問い合わせもない
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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