このページのもくじ
この記事は、相続した実家が「空き家」になる人向けです。
実家が空き家になると、どんな流れが待っているのか?という概要の記事は、こちらにまとめてます。
これから起きる「やらなくてはならない事」をスムーズに乗り切るため、サービスを上手に活用してはいかがでしょうか。
サービスの中には、査定や見積もりは無料というものもあります。
相続後の第一難関「遺品整理」のサービス
実家を相続して、その実家が空き家となると、先ずやらなきゃならないのは大量に残された遺品の整理です。
遺品の整理は思い出との葛藤があり、なかなか進まないもの。
業者に頼ることで、気持ちを前に向けてはどうでしょう。
遺品整理で紹介するサービスが「遺品の整理屋さん」です。
通常の遺品整理業者は、「片付け」に注力して片付けてくれますが、「遺品の整理屋さん」はもともと「買取り業者」の為、価値ある遺品を見つけ出し、その分を買い取ってくれるのが特徴です。
対応地域は、以下の通りです。
クレジットカードの支払いにも対応してくれます。
▶▶▶ 【遺品の整理屋さん】総合出張買取サービス【無料出張見積もり】
相続税まわりを安く抑えたい
土地や建物を含めて、遺産の相続をすれば、先ずかかるお金は相続税です。
一昔前は、相続税と言えば「お金持ち」が払うもの、という認識がありました。
でも2015年の「相続税基礎控除引き下げの法改正」で、相続税を払う人が倍増したと言います。
そこで頼りたい相手は「税理士さん」です。
そして相続税を申告するにも、専門家にお願いすれば、それなりの費用もかかります。
そこで今回は以下の2つのサービスを紹介します。
■ 税理士に何度も相談できて、自分で相続税申告書を書くサービス
■ 何度もチェンジOK 相続に強い税理士無料紹介サービス
税理士費用を安く抑える
税理士費用は一体いくらかかるのでしょうか?
税理士費用は、税理士さんによっても違いますが、概ね相続額の1%が相場と言われてます。
もし相続額が5千万だとすれば、税理士費用は50万円前後を考えると良いです。
そこで、ここで紹介するサービスは、相続税申告を「一律69,000円で何度でも税理士に相談」して、自分で相続税申告書を作るサービスです。
日本生命が100%出資する子会社「better」が運営してます。
相続税の申告は、10ヶ月以内にしなくてはならないので、納期のことも考え、時間があるなら試して見ても良いと思います。
「日本生命の子会社」という事でも安心です。
▶▶▶ 相続税申告自分でできる?まずは難易度をチェックリストで診断。【better相続】
申告できない場合、全額返金保証もある!
時間に余裕を見て行いましょう
相続税を安く抑えたい
不動産の評価額が難しくなるようなケースでは、相続税に強い税理士さんにお願いするのがベストです。
税理士さんの手腕によって、相続税も変わってくるのは知られています。
ここでは「税理士さんの紹介までは、何度でも無料」の、「税理士ドットコム」を紹介します。
税理士と言えども人ですから、相性も出てきます。
多額のお金が関わりますから、納得のいく税理士さんに、お願いしたいものです。
ここで紹介するサービスは、弁護士ドットコム株式会社が運営する「税理士ドットコム」です。
デメリットについては、あまり見当たらず、当たり前のことしか書けませんでした。
紹介された税理士さんと面談し、料金や流れを聞き、見合わなければ別の税理士さんを紹介してもらいます。
税理士ドットコムへの支払いはありません。
実家の評価額を知りたい
ここで言う「実家の評価額」とは、相続税で使われる「評価額」ではなく、実際に売りに出す時の評価額です。
相続税で算出する「評価額」は、税理士さんに割り出してもらうのがベストです。
相続税での「評価額」は、自分でもある程度導き出せるので、こちらの記事を参考にしてください。
複数社から「不動産売買計画書」を受け取る
ダーウィンシステム株式会社が運営する、「タウンライフ不動産売買」です。
不動産分野での一括査定・一括見積では、かなり有名なサイト。
ここでは不動産の「売却価格査定」を、無料で複数社から受け取ることができます。
■ 実家の売却価格を複数から受け取れるので、相場観がつかめる
■ 一括査定をすると、メールで「不動産売却」について、無料相談ができる
■ 売却査定書は「メール」「郵送」「FAX」のいづれか、好きな方法で受け取れる
「リフォーム」ですが、下の記事を参考にしてみてください
▶▶▶ タウンライフ不動産売買を見てみる
【相続した土地が借地や低地】売るためのサポート
親から相続した土地が「人から借りてる借地」や「人に貸してる低地」だった時、土地を売ろうにも手続きが困難で、通常の不動産では取り扱ってくれないケースがあります。
そんな「借地」「低地」の売却専門のサービスがあります。
Century21でお馴染みの「㈱マーキュリー」が運営する「借地・低地の無料売却相談」です。
「借地権を売りたい」と思っても地主が、譲渡を承諾しなければ事が進みません。
しかし奥の手として、「借地非訟裁判」を行う事で、地主に代わり譲渡許可を裁判所から貰うことも可能です。
一見、強行な方法でトラブルが心配される運びですが、マーキュリーではこの分野で10年以上培ってきた実績があります。
「借地非訟裁判」を上手く活用し、円満に解決する事もありました。
専門性の高いプロ集団に委ねてみてはいかがでしょうか。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
実家を売りに出しているけど売れない
相続した土地や建物を売りたいけど、思うように売れないで、困っている地主さんは数多くいます。
そこで頼もしいサービスを2つ紹介します。
ミライアス
この記事を読んでる方の多くは「不動産会社に任せているが、なかなか売れないで困っている」人ではないでしょうか。
ぶっちゃけ不動産会社には、売れない負の仕組みというか、習慣があるんです。
不動産会社は、不動産売買では売主からも、買主からも「仲介手数料」を貰うことで生業を立ててます。
しかし、実際には売主、買主どちらか一方からしか「仲介手数料」を貰えないケースがあります。
下の例で「ケース2」の場合です。
■ 「売主Aさん」が「てくてく不動産」に土地の売却を依頼したとします。
ケース1
「買主Aさん」が「てくてく不動産」に、物件を探しに来て「売主Aさん」の物件を買ったとすると「てくてく不動産」は、売主と買主の両方から仲介手数料を貰えます。
ケース2
「買主Bさん」が「サクサク不動産」で、「売主Aさん」の物件を気に入ったとします。
「ケース2」の場合、「サクサク不動産」が「てくてく不動産」に売主の紹介依頼をします。
「売主Aさん」は「てくてく不動産」に売り物件を依頼してるのに、何で「買主Bさん」は「サクサク不動産」で、その物件を見つけられるの?
売り物件の依頼を受けると、「レインズ」という全国の不動産会社が共有するサイトに登録義務があります。
他の不動産会社からも、物件情報が見えるようになってるんです。
話を戻します。
そこで「買主Bさん」が正式に買うとなると、買い手の仲介手数料は「サクサク不動産」に入り、「てくてく不動産」は売り手の仲介手数料しかもらえません。
これを「片手仲介」と言います。
売り手、買い手の双方から「仲介手数料」を貰うことを「両手仲介」と言います。
そのため、片手仲介になることを嫌がり、他の不動産からの内見依頼を断ったり、美味しい物件はレインズに登録もしないという禁じ手が横行しているのが、不動産業界です。
売主の希望価格どおりに買いたいという他社からの客を蹴って、希望価格以下に値引きするなら買いたいという、自社の客に安く売ったりしてます
売主が損しても、片手仲介になるより、自分たちは儲かりますから
「売り止め」や「囲い込み」などと言われています。
詳しくは、こちらの記事に書いてます。
ミライアス(株)は、その悪しき習慣を打ち破り「どんな取引であろうと、片手分の仲介手数料しか貰わない」という全く新しい方式で仲介をはじめました。
なので囲い込みや売り止めの必要性もなく、健全でオープンな売買取引が可能になりました。
こうなると、売れるのも早くなります。
ミライアス(株)では、平均の制約日数が33日という、驚きの早さを誇っています。
お困り不動産どうする?
「㈱どうする」が運営する「お困り不動産 どうする?」です。
ここのサイトに登録すると、買い手となるのは基本「不動産屋さん」です。
以下にあげるような、「売りずらーい物件を、一括査定で一番高く買い取ってくれる不動産会社に売ってくれます」
■ 事故物件
■ 低地(人に貸してる土地)や借地(人から借りてる土地)の物件
■ 共有持ち分などなど・・
もちろん、これらはほんの一例です。
買い取り専門のサイトなので、とにかくスピーディーに現金化ができます。
「お困り不動産どうする?」では、仲介手数料もかからず、スピーディーに売る事ができるのが魅力です。
実家を住宅以外で活用できるか相談してみたい
相続した土地が…
狭い、過疎化が進む田舎で誰も買ってくれなそう…
そんな物件でも、住宅以外で考えれば思わぬ活用法があるかも知れません。
そんな時に利用したいサービスが、ダーウィンシステム㈱が運営する「タウンライフ土地活用」です。
全国、複数社からの「土地活用プラン」や「活用費用の見積書」などが受け取れます。
ここも業者からの成果報酬で成り立つサービスなので、ユーザーがお金を支払うことはありません。
全て無料です。
ここも無料サービスなので、あまりデメリットはないのですが、ダイレクトメールが各社から送られて来ることがあります。
なのでメールアドレスの入力は「捨てアド」を使うといいと思います。
捨てアドがない人は、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一昔前にはなかったサービスですが、どれも気軽に専門家の経験値やアイデアを、上手く活用できます。
以下に、この記事で紹介したサービスをまとめました。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
コメント
こんばんは! ブログランキングから来ました。
私も、田舎に実家があり、色々と気になっています。
気になる記事が多かったので、時間のある時に他の記事も読みたいと思いました。
また、のぞきにきます。
ふうちゃんさん、コメントありがとうございます。
昔はなかった、このようなサービスを利用することで、効率だけでなく金銭的にも節約ができると思います。
傷心の中、専門家が仲介してくれると頼もしいですよね。