ハウスメーカーから上がってきた間取り図を見て、がっかりしたことはありませんか?
担当者とは綿密に話し合ったし、希望の要件も念を押して伝えたはずなのに。
間取り図には希望が反映されてないし、落ち度が目立つ始末。
感じの良い担当者だっただけに、がっかり感とショックが半端なく込み上げてきます。
結局、担当者に要望を伝えても、図面を書くのは設計士。
こちらの要望がどこかで抜け落ちてしまったのかもしれません。
しかし、こんな状況で一世一代の高い買い物を本当に任せられるのか?疑問に思えてきませんか?
もし、このまま当のハウスメーカーにお願いしてしまったら、完成後「聞いてないよ!」という落とし穴が待ってるかもしれません。
いくら大手のハウスメーカーとは言え、担当者の伝達能力や設計士の技能は個人のレベルの問題です。
契約を交わす前に、少し立ち止まって周りを見直してみてはどうでしょうか?
複数社の間取り図面を比べてみる
一番お勧めの方法は、複数のハウスメーカーや工務店に「同じ希望」「同じ予算」で間取りを作ってもらうことです。
同じような希望を出してみたのに、各社で間取りや仕様が全く違うことは多々あります。
それは会社によって、得意分野や強みが違うからです。
間取りとはがいますが、例えば…
■ 床暖房はA社なら標準装備でも、B社だと高額なオプション料金がかかる。
■ 耐震強度2級が標準装備のB社と、オプション料金でのA社。
標準装備でやれるという事は、その分野は得意と見て良いわけです。
間取りでも各社は、自分の強みを最大限活かした図面を上げてくるはずです。
ここで肝に銘じておきたいことが1つあります。
ガチガチに決められた要望は、設計士にとっては「腕のふるいどころがない」と取られてしまいます。
■リビングは20畳
■階段はリビング階段
■風呂は2階で脱衣所もベランダの隣り
■玄関は吹き抜け
■…
このように限定的な要望が羅列すると、その答えは絞られてしまいます。
ここでの提案は、「アイデアをもらう事」が目的なので、要望は具体的より抽象的、「どう生活したい」「どう見せたい」といった目的を要望にすると良いです。
■リビングは明るく広々と見せたい
■家族が顔を合わせる機会を多くしたい
■洗濯動線を短くしたい
■玄関は明るく日光を取り入れたい
こんな感じの方が、それぞれの設計士の手腕が良く見えてきます。
そして、要望には外せない順番、優先順位も伝えると良いです。
また、要望は口頭でなく紙に書いて、渡すようにしましょう。
無料の一括間取り請求サイトを利用する
次は、どのように複数社の間取りをゲットするか?というお話です。
複数社から間取りを貰うのは特に難しい事ではありません。
次の2つの方法があります。
■ 複数社のハウスメーカーや工務店に「見込み客」として訪問し、間取りの依頼をする。
■ 一括見積もりサイトを利用する
です。
1つ目の各社メーカーに「見込み客」として依頼する時は、「他者とも検討している」と伝えましょう。
ただ、この方法は時間と足を運ぶ手間がかかるので、せいぜい3社くらいが限界かもしれません。
それとハウスメーカーには期待値をあげてしまうので、引き際が難しくなります。
そこでお勧めなのは、2つ目の「一括見積もりサイト」を利用することです。
間取りプランを受け取れるサイトなら、タウンライフ間取りプランがお勧めです。
お勧めの理由は次の3点です。
タウンライフは僕もリフォームで利用したことがあり、対応、質、料金とも凄く好印象でした。
それかあって、ここでも紹介しています。
タウンライフ間取りプランの流れ
タウンライフ家づくりのページに行きます。
最初のページを少し下にスクロールすると、下図のようになっているので、そこに家を建てる場所の都道府県、市区町村を入力してスタートします。
タウンライフ家づくりに間取り請求 (無料)
その後下記項目を入力します。
家の情報
■ 住宅タイプ(選択回答)
■ 入居者人数(選択回答)
■ LDK (選択回答)(「決まってない」も選択可能)
■ およその建物坪数(選択回答)
■ LDKの広さ (選択回答)(「決まってない」も選択可能)
■ 土地の大きさ(「まだ決めてない」も選択可能)
■ 水回りの希望(選択回答)
■ 希望予算(選択回答)(「まだ決めてない」も選択可能)
■ 敷地法令調査の希望(選択回答)(「まだ決めてない」も選択可能)
■ その他、間取り・資金作成の希望やご要望 (文章回答)
ここの文章回答は、肝になります。
前述したように、「どう生活したい」「どう見せたい」といった目的を要望にすると良いです。
箇条書きで解りやすく、業者がイメージしやすいように沢山の項目を書きましょう。
また、それぞれの希望に優先順位を付けてあげると、良いと思います。
■ 敷地図や土地の図面等の写メを添付(任意)
申込者の情報
■ 氏名
■ 年齢
■ 住所
■ 土地の情報
■ メルアド
■ 電話番号
ハウスメーカーの選択
タウンライフの審査に合格した加盟店(ハウスメーカー・工務店)の中で、希望に沿った候補が上がるので、それらの書斎を確認して、良さそうな会社を選択します。
これで、間取りの一括請求は終わりです。
間取りが届く
数日後、選択したハウスメーカー、工務店から「間取り図」「資金計画書」「土地提案」が送られてきます。
気になるハウスメーカー・工務店とコンタクトをとる
間取り図を見て、さらに相談にのってもらいたい業者がいれば、連絡をとって商談に入ります。
基本、こちらから直接業者に連絡を入れます。
タウンライフは介入してきません。
もちろん、気になる業者がなければ、すべてスルーしてしまっても問題ありませんし、タウンライフに報告もいりません。
タウンライフのデメリット
このシステムのデメリットは
■ 申込の段階で「個人情報」を入力すること
■ 業者によって、積極性の差があること
個人情報を入力することに、抵抗がある人はこのサービスは見送るしかありません。
ただ、僕の場合もそうですが、「お話をお聞かせください」という連絡は入るにしても、しつこい営業攻勢はありません。
積極性の違いというのは、タウンライフが厳しく管理しているせいか、グイグイ来るような営業はないどころか、結構消極的な印象の業者が多いです。
話を聞きたい業者には、こちらから積極的に連絡をとる必要があります。
タウンライフまとめ
どちらにしても、お金がかかるサービスではありません。
タウンライフは、加盟店からの成果報酬で成り立っています。
様々な業者の設計士のアイデアが貰えるだけでも参考になるのではないでしょうか。
完全無料・お断りも自由のタウンライフ、活用してみてください。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。