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外壁塗装で失敗した経験と、満足いった(成功した)経験を持つ僕から、失敗を防ぐためにやるべき事を紹介します。
「やるべき事」は、次のたった3つです。
さっそく掘り下げてみます。
信頼できる塗装業者を探す
外壁塗装に限らず、リフォームの成功の鍵は業者の質にかかってます。
これについては、下の記事で詳しく書いています。
リフォーム業者によって、価格の差は大きく変わります。
注意が必要なのは、次の2つのケースです。
■ 相場より大きく高い業者
■ 相場より大きく安い業者
相場より大きく高い業者は、悪質な場合、何かと理由をつけて、契約を急いで迫ってきます。
高めの値段を吹っかけてるのを、自覚してるわけです。
これは僕の体験からも、言える事です。
そして逆に相場より、極端に安い業者。
一見、お得感を感じて飛びつきそうになるかもしれません。
しかし僕が業者から聞いた話で、こんなエピソードがあります。
それは「お風呂のリフォーム」での話でした。
僕と縁あった業者は、外壁塗装をお願いした業者で、とても良心的でした。
その業者が過去に、あるお宅の「外壁塗装工事」を請け負った時、お客から聞いたエピソードを紹介します。
そのお宅は、以前別の業者に「お風呂リフォーム」をやったことがあるそうで、そこそこのメーカーのシステムバスに入れ替えたらしいんです。
その時の見積もり金額が、異様に安かったそうで、即、契約したわけです。
すると工事途中で「○○の追加工事が必要」とか「○○の部品を取り寄せなければならない」などで、結局見積もりの2.5倍の料金になったそうです。
良心的な業者の方に言わせれば、初めの見積もり金額は、原価以下の見積もり額だったそうで、普通ならあり得ない見積もり額だと言います。
審査が厳しい「見積もりサイト」を利用する
僕が一番お勧めな、悪徳業者のシャットアウト方法は、審査が厳しい「見積もりサイト」を利用することです。
「審査が厳しい」とは、リフォーム業者に対しての審査が厳しい、という意味です。
僕はこの方法で、良心的な業者と出会ってます。
そして、今どきの「一括見積もりサイト」は、殆どが無料で利用できます。
数ある「リフォーム一括見積もりサイト」でも、審査が厳しいお勧めなサイトは次の2つです。
前述の、良心的な業者が言ってました。
この2つは、本当に建物をよく知っているから、ごまかしがきかない
見積もりサイトの多くは、結局「IT企業」なので、審査があっても無いに等しいチェック体制
僕は今の家に住んで、2回リフォームをしましたが、2回ともタウンライフを利用しました。
もちろん無料です。
1回目は見積もり依頼の利用はしたんですが、相場感を掴むためで、タウンライフ加盟店業者の工事は利用せず、知り合いの業者を利用しました。
2回目は、タウンライフ加盟店業者を利用しました。
詳しくは、こちらの記事をご覧下さい。
シミュレーションアプリを使いイメージを掴む
冒頭で僕は「外壁の色選びで失敗した」と書きました。
その失敗とは。新築の時選んだ色が「出来上がったら全然イメージとかけ離れてた」というものでした。
カタログの色見本だと、実際の仕上りと乖離があるように感じるのは、よく聞く話です。
まさにこのパターンで、失敗しました。
そこで、仕上りイメージを掴むためにも、外壁カラーのシミュレーションアプリを使うことをお勧めします。
■ アイカラーペイントこちらは「iPad、iPhone、専用のアプリです。
■ Nippon Paint Colour Creations
こちらはiPhone、アンドロイドで使えます。
両方とも無料です。
新築時に失敗した我家の外壁ですが、15年たって塗り替えしたんです。
こちらが我家の、新築時の外壁の写真です。(下写真)
そしてこちらが上記写真をもとに、シミュレーションアプリで色を塗った画像です。(下写真)
で、下の画像が実際の仕上り画像です。
意外とイメージは合ってると思いませんか?
なんと言っても上記の2つのアプリは、無料で使えて実際の自分の家の写真でシミュレーションできるのが強味です。
ちなみに、ここで乗せたシミュレーションアプリは、iPhone対応の「i colour paint」です。
これらアプリの詳しい記事はこちらです。
業者とコミニュケーションを密にとる
リフォームというシーンでは、常にトラブルと隣り合わせです。
ネット上には、様々な業者のへの不満やトラブルのエピソードが綴られています。
上のケースでは、業者の質に問題があるのはもちろんですが、質が良い業者でもある程度のコミニケションで、トラブルを回避できることは多々あります。
もしもの追加の工事がある場合の取り決めをしておく
リフォーム業者によって、工事途中で思わぬ事態が発生したとき、追加工事と追加料金を迫ってくる場合があります。
審査が厳しい「見積もりサイト」を通した業者であれば、この辺も良心的な事が殆どですが、事前に確認した方が安心でもあります。
実際、我家も通常の3回塗り(下塗り、仲塗り、上塗り)の予定が、結局4回塗ったんです。
ALC材が思ったより、塗料を吸ってしまったためでした。
しかし、これによる追加料金はありませんでした。
事前に業者と「追加工事があっても見積り金額以上請求しません」と、約束を交わしていたからです。
こちらも外壁塗装の工程を、ある程度調べておく
職人さんと顔を合わせる時、労をねぎらうのはもちろん、「あ、これはシーリングですね」とか「今日は中塗りですか?」とか、こちらも行程について調べてますよ、と思わせる事です。
丸投げ、完全お任せという態度を見せない事で、職人さんの仕事も、より丁寧になるんではないかと思います。
また僕は毎日ペットボトルのお茶を、人数分用意し、決まったところに置いて仕事に出かけてました。
少しでも気持ちよく仕事してもらうためです。
まとめ
家の色で失敗するのを避けるため、業者選び、アプリの活用、職人さんとのコミニュケーションについて書いてみました。
家の外観は家の顔ですから、多少の手間をかけてでも対策を打ちたいところです。
今回の記事が参考になれば、嬉しいです。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。