【家の外装リフォーム費用】35坪の相場ってどれくらい?

ブログへのお立ち寄り、ありがとうございます。

外装の塗り替えリフォームって、相場が解りずらいですよね。

我家の外装塗り替えのとき、本当にそう思いました。

ちなみに延べ床面積が35坪の家の場合、外壁塗装の相場は59万円から118万円くらいになります。

なんで、こんなに2倍も開きがあるのか??

そのメカニズムを解説していきます。

ネット上には「売り手」のポジショントークばかりで、ユーザーから見た解りやすいデーターが少なく思います。

ただ、調べれば調べるほど、一概に面積や塗料のグレードだけで見積もりが出せるものでなく、業者の体質や構造によって価格がぶれるものと解ってきます。

依頼を受けた業者が施工するのと、下請け、孫請けに任せるのとでは、金額やクォリティーに差が出てくるとか。

ひどい金額で任された孫請けは、技術が合っても利益を出すために工程を省いたり、塗料を薄めるなどしてしまうなど・・

これらを防ぐには、複数社から相見積もりをするしかありません。

そしてユーザーは、出てきた見積書にある程度の知識をもってチェックし、質問もぶつけられるようにしておくことです。

戸建て外装リフォームの「およその相場」の算出方法

ざっくりと表せば、外壁塗装リフォーム工事の費用は下の式で計算できます。

◆外壁塗装の価格

外壁塗装費用=平米単価×面積×係数

 面積 

この式の、「面積」は、坪でなく平米(平方メートル)で求めます。

例えば30坪の家であれば、1坪は3.3平米なので、99平米となります。

そして多くの業者では、この面積は「壁の面積」ではなく「床面積」を採用します。

2階建ての住宅では、1階と2階の床面積を合わせた「延べ面積」になります。

 係数 

係数は1.1から1.7まで、家の形状や窓の配置や数によって変わってきます。

30坪~40坪で通常の間取りなら、1.2で計算されることが多いようです。

 塗料 

塗料の平米当たりの単価、耐久年数は次の通りです。

塗料 平米当たりの単価 耐久年数
アクリル塗料 1,000~1,800円 5~8年
ウレタン塗料 1,500~3,000円 8~10年
シリコン塗料 1,800~4,500円 10~15年
フッ素塗料 3,000~5,000円 12~20年

これらを踏まえて、延べ床面積が35坪、シリコン塗料の2,000円のもの、通常の形状の家だったとして、塗装価格を求めてみます。

■ 塗料価格  35坪×3.3×2.000円×1.2=277,200円

ひとまず、塗装そのものの価格は解りました。

次は塗装工事に関わる、その他の諸費用を見ていきます。

外装リフォーム: 塗装以外の費用をおさえる

 足場 

多くの塗装業者は、足場を外注しています。

足場の平米単価は、ネットを含めて900円~1700円くらいと見るといいです。

足場の面積は、延べ床面積とはちがいます。

➀ 家の外周から、50㎝離れた周囲の長さを測ります。

➁ 家の高さを測ります

➀×➁が足場費用に使う面積です。

だいたい35坪の家で、200~220平米という目安です。

足場無料サービス、足場無料(半額)キャンペーンというのは、悪質業者がよく行う常套手段です。

足場をレンタルしている以上、そのようなことは出来ないと心得ましょう。

 高圧洗浄 

外壁高圧洗浄の相場は、平米当たり300円前後です。

 養生 

養生テープ張りの相場も、平米当たり300円前後です。

 下地・シーラー 

下塗りのシーリングは、平米当たり600円~700円ですが、補修などで増し打ちなどの必要があれば、別途かかります。

これら諸費用を含めた、35坪の家の場合の価格

■ 塗装料金(シリコン塗料) 249,480円~623,700円

■ 足場           180,000円~374,000円

■ 洗浄           41,580円

■ 養生           41,580円

■ 下地塗り         81,160円~97,020円

■ 合計       593,800円~1,177,880円

価格の差は、584,080円ですから、高いと2倍もの差がつくことになります。

塗料・足場で差が付きますね

【外装リフォーム】良心的な業者に依頼しよう

外装リフォームの価格差は、塗料のグレードだけでなく、家の形状や窓の数などでも変動してきますから、ある程度大きくなるのは仕方ない面があります。

ただ、高くも安くも、相場を大きく外れた場合、その業者は注意が必要です。

高い場合は「相見積もり」を取れば、確実にその業者より安いところが見つかるはずです。

値段を高く吹っ掛けてくる業者に限って、「キャンペーン期間」などの常套文句で契約を急がせたりします。

また”大きく安い”という場合も、往々にして「悪質な業者」である可能性があります。

よくある手は、見積もり金額を安く提示して工事を請け負いながら、必要もない追加工事をしないといけないような事を言って、結局相場よりも高い請求金額をしてくるケースです。

では、どうすれば「悪質な業者」に出くわさないように出来るのか?

今回我家も利用した、リフォーム一括見積サイトを使う事です。

かなりお薦めです。

【人気急上昇中】リフォーム一括見積サイトを利用する

一番安心なのは、今利用者が急増している新サービス「リフォーム一括見積サイト」を利用する事です。

この手のサービスは、無料で利用できるのが当たり前になってます。

しかし注意したいのは、審査の厳しいリフォーム一括見積サイト」を利用しなければ、あまり意味がありません。

リフォーム一括見積サイトは、加盟店の審査が甘い厳しいかによって、せっかく利用しても悪質な業者が紛れ込む可能性があるからです。

新しいサービスである「リフォーム一括見積サイト」は、IT企業なので、「建築業界」には詳しくない場合もあるんです。

建築に詳しくなければ、厳しい審査もできません。

そこで僕がお薦めなのは、実体験のあるタウンライフリフォームです。

これは、「建物に詳しい」安心できるリフォーム一括見積サイトです。

僕は過去に2回、タウンライフリフォームを利用したことがありますが、レビューを書くつもりでいたので、業者の社長さんに聞いたことがるんです。

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僕:「ぶっちゃけタウンライフみたいなところってどうなんですか??」

業者社長さん:「うーん・・タウンライフさんは月に○○件くらいですかね」

「タウンライフさんは・・厳しいですね」苦笑

「施工も金額面でもチェックされます」

僕:「えっ、金額もですか?」

業者社長さん:「はい・・」苦笑

僕:「へー そこまでチェックを・・」

業者社長さん:「いや、他にも見積もりサイトは登録してますけど、けっこういい加減なところもありますよ」

「建物知らない、IT会社さんだとチェックもできませんからね」

「タウンライフさんは建物をよく知ってます、ごまかしが出来ません 苦笑」

外壁塗装リフォームで利用したときの記事がこちらです。

タウンライフで【一軒家】外壁塗装の「無料一括見積もり」してみたよ
外壁塗装の塗り替えをするにあたり、「無料一括見積サイトのタウンライフ」を利用してみました。 今回は、タウンライフの利用は2回目という事...

この記事でも書きましたが、見積もり額が45万も安くなり、良心的な良い業者に巡り合えました。

どうしても、地元の業者の方が親近感があるし、営業担当者は「良い人」に見えてしまいますが、他県から来たタウンライフ加盟店の業者の方が任せて安心、良心価格でした。

気兼ねなく断れるので、ほぼリスクはないはずです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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